看取りにおける家族ケア

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2005-09-01
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784260001946
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

家族ケアの場面で、言葉はどこまで力をもち得るのか。そして、言葉が力をもつには何が必要なのか。現場にこだわる著者ならではの達意の事例分析が、ケアや言葉がけを丹念に洗い出し、ケア提供者自身も気づいていない“臨床の知”を明らかにしていく。<シリーズ 家族ケアの技を学ぶ>第一弾は「看取り」がテーマである。

目次

  • 看取りにおける家族ケア


    ―目次―

    序章 看取りという家族の体験

    第1章 認める
     事例1 家族に蘇生処置の終結を決意させるきっかけを与えたケア
     事例2 息子が終末期を迎え、激しく揺れていた父親が、
          現実に向き合い息子を看取ることができたケア

    第2章 心を固める
     事例3 救命救急の場での延命治療に関する家族の意思決定を支えるケア
     事例4 外泊希望に端を発して複雑な家族関係が露呈し、
          反発を強めていた家族が、外泊を認める決断に至ったケア

    第3章 つながる
     事例5 終末期の妻と向け合えなかった夫に、
          寄り添う力を与えたケア
     事例6 肉親とのみ解決な死別体験から、終末期を迎えた夫に
          向き合うことのできなかった妻が、向き合う力を得たケア

    第4章 希望を見出す
     事例7 妻が、終末期を迎えた夫と向き合えないジレンマを
          自ら解決するに至ったケア
     事例8 夫を自殺で失い、悲嘆の淵に沈んでいた妻に、
          気持ちの安定をもららしたケア
     事例9 患者の死後、看取りへの悔いで揺れていた妻に
          気持ちの安定をもららしたケア
     事例10 父親が重度の障害をもって生まれたわが子の命の意味を
          認めるに至ったケア―NICUでの実践

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