病原真菌と真菌症 改訂3版
商品紹介
最新の医真菌学を学べる最良最適のテキスト決定版！
臨床的に問題となる全ての病原真菌とそれが引き起こす真菌症の発症メカニズム、病態、診断、治療を総合的に解説。オールカラーの写真や図表が豊富なうえ、第一人者が基礎的概念、専門知識を詳しく解説、スムースに読みこなせる。
今回の大改訂では、全体に構成を見直し、真菌症ガイドラインに基づいた診断の解説を充実させ、かつ最新の分子生物学的知見と薬剤情報をup-to-dateに更新。
病原真菌と真菌症に関わる幅広い読者層のニーズに応えることができる。
目次
- 病原真菌と真菌症 改訂3版
―目次―
I プロローグ
Ａ．真菌と人間生活とのかかわり，その医学的重要性
Ｂ．真菌学・医真菌学の歴史と発展
II 病原真菌の生物学
１．生物群としての真菌の特徴
２．真菌の形態と発育
３．真菌の生殖と生活環
４．真菌細胞の構造と機能
５．真菌の栄養と代謝
６．真菌のゲノ
７．真菌の分類と命名
III 真菌症の疫学と感染機序
１．真菌症のカテゴリー
２．真菌症の疫学
３．真菌の病原因子
４．真菌に対する宿主防御
IV 真菌症の診断法
１．真菌症の診断とそれに必要な検査法
２．深在性真菌症診断の問題点と対策の現状
３．真菌学的検査法
４．補助診断法
V 真菌症の化学療法薬（抗真菌薬）
１．真菌症化学療法の２大カテゴリー（全身療法と局所療法）
２．深在性真菌症治療用の抗真菌薬
３．表在性真菌症治療用の局所療法薬
４．表在性真菌症・深部皮膚真菌症治療用の全身療法薬
VI 日和見感染型深在性真菌症
１．カンジダ感染症（カンジダ症）
２．アスペルギルス感染症（アスペルギルス症）
Ａ．概念と発症メカニズム
３．クリプトコックス感染症（クリプトコックス症）
４．主な深在性真菌症のマネジメント
５．その他の深在性真菌症
VII 地域流行型真菌症（輸入真菌症）
１．概念と発症メカニズム
２．起因菌の発育形態とその他の特徴
３．主な疾患
４．治 療
VIII 主な表在性真菌症
１．皮膚糸状菌症（白癬）
２．表在性カンジダ感染症（皮膚・粘膜のカンジダ症）
３．マラセチア・フルフル感染症（皮膚マラセチア症）
４．まれな表在性真菌症
IX 主な深部皮膚真菌症
１．スポロトリクス・シェンキー感染症（スポロトリコーシス）
Ａ．概念と発症メカニズム
２．黒色真菌感染症
３．菌腫（とくに真菌性菌腫）
４．その他のまれな深部皮膚真菌症
X エピローグ（これからの課題と展望）
Ａ．真菌症問題の深刻化と医真菌学の対応
Ｂ．新たな抗真菌薬を求めて
Ｃ．免疫療法の実用化をめざして
Ｄ．遺伝子診断に寄せられる期待
Ｅ．真菌は真菌症だけの病原か
Ｆ．あらためて見直さる真菌とヒトとの関係
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