現代精神医学定説批判 ネオヒポクラティズムの眺望

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2005-10-11
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 4307150600
書籍・雑誌
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6,270 円(税込)

商品紹介

もはや欧米にモデルはない。
自然治癒力の科学的解明とその治癒的応用をめざして。
現代の精神医学界に普及している定説・通説を逐一検証する。
渾身のライフワーク3部作完結編!

目次

  • 現代精神医学定説批判 ネオヒポクラティズムの眺望

    ―目次―

    第1章 クロルプロマジンは「偶然の発見」か
        ―発病論的治療観の桎梏
     1.現代精神医学の治療観
     2.モーラル・トリートメントの復権
     3.20世紀に廃れた治療と残った治療
     4.クロルプロマジンと侵襲後振動反応

    第2章 統合失調症は原発性の脳疾患か
     1.脳病説の現状
     2.脳病説の歴史―「心の病気」におけるその功罪
     3.現代版・脳病説の検証
     4.日本における統合失調症の理解
     5.統合失調症は「脳の病気」か「心の病気」か

    第3章 うつ病は治療で治るのか
        ―回復モデルとしてのうつ病から学ぶこと
     1.現在、うつ病はどのように理解されているか
     2.うつ病経験者の手記から何を学ぶか
     3.いわゆる生物学的知見をどうみるか
     4.病気とは何か

    第4章“Bio-Psycho-Social”階層モデルは普遍的か
        ―伝統医学的治療と比較文化精神医学から学ぶこと
     1.治療の進化と階層化
     2.伝統的社会と近代社会の統合失調症

    第5章 日本は精神医療の後進国か
     1.「二重の不幸」説の氾濫・過熱とその背景
     2.呉秀三の精神医療史観
     3.日欧米精神医療史の再検討
     4.21世紀・日本精神医療の課題

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