薬物依存の理解と援助

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2005-10-20
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 4772408886
書籍・雑誌
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3,960 円(税込)

商品紹介

本書は、著者が専門治療施設、神奈川県立精神医療センター(せりがや病院)での経験を基に、薬物依存・乱用における最新の実態に関する知見を紹介し、その臨床実践についてわかりやすくまとめたものである。自傷行為や摂食障害、虐待体験、大量服薬との関連、多くの患者にみられる重複精神障害(comorbidity)についても論究し、家庭における対応の原則、覚せい剤患者に対する見立て、解毒入院治療、学校における予防教育まで、あらゆる課題項目が網羅されている。

目次

  • 薬物依存の理解と援助

    ―目次―

    第1部 薬物依存の臨床研究
    第1章 「故意に自分の健康を害する」症候群としての薬物依存
     第2章 最近の覚せい剤乱用者の臨床的特徴
          ―覚せい剤の加熱吸煙と静脈注射
     第3章 覚せい剤依存と摂食障害
     第4章 乱用物質と食行動異常の関係
     第5章 覚せい剤依存と注意欠陥/多動性障害
     第6章 ライター用ブタンガス(ガスパン)乱用者の臨床的特徴
     第7章 マジックマッシュルームによって
          精神症状が出現した症例―合法ドラッグ乱用の実態

    第2部 薬物依存の臨床実践
     第8章 思春期の乱用・依存者に対する援助について
     第9章 女性の乱用・依存者に対する援助について
     第10章 覚せい剤依存者の見立て
     第11章 解毒入院について――薬物依存症の入院治療
     第12章 「故意に自分の健康を害する」症候群の症例

    第3部 薬物依存臨床における司法的問題
     第13章 薬物依存臨床と法制度
     第14章 薬物乱用・依存と犯罪
     第15章 矯正施設における薬物依存回復プログラムの可能性

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