画像診断の御法度 それでいいの?

出版社: 秀潤社
著者:
発行日: 2005-12-10
分野: 臨床医学:一般  >  画像/超音波
ISBN: 4879622958
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

4,180 円(税込)

商品紹介

日々の診断で行っている検査の組み立て・所見のとり方・解釈の仕方などでの疑問点や反省例から学ぶことも大切です。頭部・胸部・腹部・救急・小児の全186症例から、画像診断に必要なセンスや知っておくと良いコツやポイントが身につく1冊です!

目次

  • 画像診断の御法度 それでいいの?

    ―目次―

    1章 頭 部
    case1 拡散強調像で高信号なら脳梗塞?
    case2 個々の所見の記載だけで良いの?
    case3 松果体部に比較的大きな嚢胞が見られたら腫瘍?
    case4 多発性にエンハンスがあるのは,脳転移?
    case5 年齢は重要なポイント
    ほか

    2章 胸 部
    case1 結節性陰影の良悪の鑑別診断に,
        安易に生検しようとするのはいかがなものか?
    case2 糖尿病患者に見られた肺野浸潤像.
        このまま一般病棟に入院させて,肺炎として抗生剤の
        治療を開始しても良いですか?
    case3 気胸患者の多くはブラの破裂による自然気胸である.
        でも気胸の原因はそれだけではないですよ!
    case4 胸痛を訴える若年者の胸部単純写真は,
        気胸が否定できれば安心して良いですか?
    case5 肋骨横隔膜角の鈍化のない時,胸水貯留は否定できる?
    ほか

    3章 腹 部
    case1 下大静脈の脂肪性腫瘍?
    case2 癌患者の多発性肝腫瘤は転移で良いですか?
    case3 後腹膜腫瘍,それとも後縦隔腫瘍?
    case4 腸管外便塊像の診断は腹腔内遊離ガス像の診断より難しい!
    case5 イレウスの原因は不明?
    ほか

    4章 救 急
    case1 くも膜下出血の見落とし(白くないくも膜下出血)
    case2 小児虐待の症例において頭部CTを異常なしと診断した
    case3 脳梗塞において,CTにてearly signを見落とした
    case4 胸部単純写真において,カテーテルやチューブの
        位置異常を見落とした
    case5 胸痛を主訴とする救急患者の胸部単純写真を
        診断する際に,過去の写真との比較を怠り,
        大動脈解離を見落とした
    ほか

    5章 小 児
    case1 CTで「頭蓋骨骨折なし」,実は眼窩耳孔線
        [orbitomeatal(OM)line] に平行な骨折だった
    case2 大泉門膨隆でCT実施.「異常なし」と判断.
        経過観察のCTで大脳鎌に沿って硬膜下液体貯留
        「硬膜下膿瘍」.よく見ると初回CTで所見あり.
    case3 臨床的に「骨髄炎」疑い,骨盤部単純写真上も
        「骨髄炎後の変化に矛盾せず」.
        実は神経芽腫の骨・骨髄転移だった.
    case4 術後の創部痛」疑いで超音波を行うも所見なし.
        当初,単純写真所見なしと考えていたが,
        実は単純写真で剥離骨折あり.
    case5 PI(peripheral inserted)カテーテルの位置
    ほか

最近チェックした商品履歴

Loading...