未来を拓く 糖鎖科学

出版社: 金芳堂
著者:
発行日: 2005-12-15
分野: 基礎・関連科学  >  生物/分子生物
ISBN: 9784765312080
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商品紹介

本書では、まず質量分析計などによる最新の糖鎖の構造解析研究技術について、次いで、化学的及び酵素的糖鎖合成技術研究方法について紹介します。さらに糖鎖遺伝子ノックアウトマウス研究、わが国の糖鎖研究インフラとリサーチソースの現状を紹介します。

目次

  • 未来を拓く 糖鎖科学

    ―目次―

    1章 糖鎖構造解析技術研究  
     1.糖鎖分離と標識技術
     2.糖鎖配列解析技術 
     3.質量分析技術による糖鎖構造解析 
     4.糖鎖立体構造解析技術・インフォマティクス 
     5.糖鎖−タンパク質相互作用の解析  
     
    2章  糖鎖合成技術研究
     1.糖脂質の化学と応用 
     2.化学・酵素法による複合糖質の合成
     3. ヒト糖転移酵素を用いたO-結合型糖ペプチドライブラリーの構築
     4. 糖鎖構造改変 
     5. 糖関連酵素阻害剤 
     6. 動物細胞の機能を利用した糖鎖合成 
     7. グリコシダーゼを基盤とするグリコケミストリーサイクルシステムの構築 
     8. エンドグリコシダーゼ 
     9. コンビナトリアルケミストリー 
     10. エンドグリコシダーゼ 
     ほか

    3章  糖鎖遺伝子研究
    ・糖鎖遺伝子
     1.糖転移酵素
     2.糖鎖修飾酵素
     3.トランスポーター
     4.糖鎖分解酵素
    ・動物レクチン
     1.ガレクチン 
     2.シグレックファミリー 

    4章  糖鎖機能解析
     1.免疫 
     2.脳・神経 
     3.タンパク質の品質管理 
     4.ゴルジ病・リソソーム病 
     5.感 染 
     6.癌  
     7.再生医療・移植 
     8.受 精 
     9.発生・分化・形態形成  
     10.筋ジストロフィー ・CDG 
     11.生活習慣病 
     12.IgA腎症・肺気腫 
     13.増殖因子受容体 
     14.血液型,血液細胞 
     
    5章 糖鎖遺伝子ノックアウトマウスの研究
     1.α1,3-フコース転移酵素IX(Fut9) 遺伝子ノックアウトマウスによる
       糖鎖機能の解明  
     2. GlcAT-P遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明 
     3. β1,4-ガラクトース転移酵素I
       (β4GalT-I)遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明
     4. 遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明
       -硫酸化糖鎖の識別-  
     5. セレブロシド硫酸基転移酵素ノックアウトマウス  
     6. GM2/GD2合成酵素遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明  
     7. GD3合成酵素遺伝子ノックアウトマウスによる糖鎖機能の解明  
    6章 インフラとリサーチリソースの現状
     1. 糖鎖関連遺伝子・有用細胞株 
     2. 糖鎖のライブラリー 
     3. データベース 
     4.マイクロアレイ 

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