遺伝子医学MOOK(4) RNAと創薬
商品紹介
本特集「RNAと創薬」は、RNA研究の第一線で活躍する諸先生に執筆をお願いしている。広い読者の啓蒙と若い学徒や研究者の勉学・研究・開発に役立つ一冊である！
目次
- 遺伝子医学MOOK(4) RNAと創薬
―目次―
● 第1章 創薬ツールとしてのRNA
1．アプタマー創薬
1) アプタマー工学
2) RNA抗体としてのポテンシャル
3) 抗HCV，抗HIVアプタマー
4) アプタマーによるシグナル伝達の阻害と制癌戦略
5) Aptamer Therapeutics
6) RNAアプタマーの特許状況および開発動向
2．RNAi創薬
1) RNAiの分子メカニズム
2) miRNAによる高次機能調節
3) microRNAの機能と疾患
4) 神経変性疾患
5) 膀胱癌
6） 癌の全身転移に対する新規治療戦略：アテロコラーゲンDDS
によるsiRNAを用いたヒト前立腺癌骨転移モデルの
効果的抑制
7）RecQヘリカーゼを標的とした制癌剤治療
8）血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor：
VEGF)を分子標的としたsiRNA治療薬の開発
9)RNAi医薬の現状と今後の展望
(臨床研究, パテント, 海外の研究動向など)
3．RNA工学プラットフォーム
1）アンチセンスRNAテクノロジー
（歴史的経緯，臨床研究，パテント，海外の研究動向など）
2）RNA医薬品の化学修飾
3）リボザイム・テクノロジー
4）生体内RNAプロセシング
（RNase P/tRNase ZL誘導型ガイドRNAテクノロジー）
5）shRNA発現ユニットを搭載したウイルスベクターの現状
6）非ウイルス系デリバリーシステム
●第2章 創薬ターゲットとしてのRNA
1．RNAスプライシング異常と疾患
2．リボソーム構造と創薬
3．mRNA品質管理と創薬
4．翻訳開始因子（elF）の異常による癌化と創薬
●第3章 未知なるRNAと創薬の地平
1．創薬科学におけるnon-coding RNAの可能性
2．RNP アーキテクチャー
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