目次
- 大腸EMR・ESDの基本手技
―目次―
■インフォームドコンセントの重要性
インフォームドコンセントの重要性
■EMR
1 スネアの種類と特性
2 局注液の種類と特性
3 局注のコツとポイント
4 高周波電源装置の種類・特性と条件設定
5 non-lifting sign−粘膜下注入法による位置づけと評価方法
6 スネアリングのコツとピットフォール
7 一括切除のコツと限界
8 容認される分割切除とは−LSTを中心に
9 スネアリング技術に差がある原因は?
10 EMR手技上達のポイント
11 先端フードを用いる吸引法
12 2チャンネル法の適応と実際
13 局所遺残防止対策
14 局所遺残病変の診断と治療予後
15 穿孔防止対策
16 EMRで穿孔が起こったら
17 EMRで出血を生じたら
■ESD
1 大腸ESDの現状と問題点
2 ナイフの種類と特性
3 フードの種類と特性
4 高周波電源装置の種類・特性と条件設定
5 局注液の種類と特性
6 局注のコツとピットフォール
7 切開のコツとピットフォール
8 剥離のコツとピットフォール
9 ESDにおける内視鏡コントロールのコツ
10 体位変換
11 ESD施行上の戦略の立て方
12 大腸の特性からみたESDの注意点
13 大腸ESDの手技上達のためには
14 ESD併用スネアEMR法
15 大腸ESDにおける穿孔防止対策
16 大腸ESDで穿孔が生じたら
17 大腸ESDで出血が生じたら
■切除材料の取り扱い
切除材料の取り扱い
■適応の決め手
1 術前診断の意義と必要性
2 大腸腫瘍の臨床病理学的特性
3 注腸X線造影
4 通常内視鏡観察
5 拡大内視鏡観察による大腸腫瘍の治療法選択
−内視鏡治療か外科的治療か
6 超音波内視鏡観察 斉藤裕輔
7 大腸におけるESDの適応病変
8 ESDとEMRの使い分け
■症例
1 non-lifting sign陽性のため外科的手術を予定されたが,
EMRで根治を得た症例
2 直腸カルチノイド腫瘍−ESMR-L後の出血とその処置
3 大腸ESDに伴う消化管穿孔例
4 sinker法(sinker-assisted ESD)
5 大きな結節集簇型腫瘍に対するEMR
6 線維化を伴う表面型腫瘍に対するEMR
7 局注の工夫により一括切除し得たLST非顆粒型の一例
8 Is+IIa(LST-G)症例
−CO2送気法下に主にBナイフとITナイフを用いて
■ワンポイントアドバイス
1 大腸ESDにおける針状ナイフの利点と短所
2 大腸ESDにおけるFlexナイフの長所と短所
3 大腸ESDにおけるITナイフの利点と短所
4 大腸ESDにおけるHookナイフの利点と短所
5 ダブルバルーン大腸内視鏡
6 送水機能付き針状ナイフ
7 Water jetスコープの有用性
8 硬いスネアの利点と短所
9 止血鉗子
10 クリップ
11 バイポーラスネア・ナイフ
12 留置スネアによる潰瘍縫縮法
13 V型pit pattern・箱根コンセンサス
14 NBI(narrow band imaging) colonoscopy
15 LST(laterally spreading tumor;側方発育型腫瘍)
16 sm癌の浸潤度実測の方法
17 病変の大きさの計測法