医の倫理 ミニ事典

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2006-04-01
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 4758300143
書籍・雑誌
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商品紹介

日本医師会雑誌に平成15年9月〜17年5月まで、約60回にわたり連載された「医の倫理―ミニ事典」を1冊にまとめた。日本医師会では会員の質・倫理向上のために多くの活動を行い、2004年には「医師の職業倫理指針」を策定した。しかし倫理の問題は非常に複雑であり、より指針を理解しやすくために、医師の職業倫理についてのいくつかの重要課題を取り上げ、それぞれの分野のスペシャリストが解説したミニ事典である。

目次

  • 医の倫理 ミニ事典

    ―目次―

    刊行のことば  
    監修のことば  
    ヒポクラテスと医の倫理  
    ヒポクラテスの木  
    C・W・フーヘランドの『医戒』 
    倫理,道徳と法―医の倫理  
    人権とは  
    法理としてのインフォームド・コンセントとその誕生 
    医療におけるパターナリズム  
    癌の告知 
    末期状態の告知と告知後の患者の反応  
    癌告知と訴訟 
    エホバの証人と輸血  
    医師の守秘義務―ドイツの医師職業規則  
    患者の個人情報保護と医師の守秘義務  
    診療情報の提供と個人情報の保護  
    無診察治療の禁止と遠隔診療  
    米国における診療情報・カルテ等の開示とプライバシー保護  
    対診とセカンドオピニオン  
    異状死体や医療事故の届出と公表  
    医師法21条(異状死体等の届出義務)のルーツを求めて 
    医療広告と宣伝  
    似非医療(医療類似行為)の禁止 
    医師の報酬,謝礼  
    医師の応招義務 
    ヘルシンキ宣言の2000年改定  
    ヘルシンキ宣言29項CIOMSガイドラインのプラシーボ条項と
     30項被験者への利益提供事項
    新薬とGCP 
    信頼に足る良きパートナーとして―医薬品産業の社会的役割 
    高度先進医療における倫理 
    人由来資料の研究利用  
    実験動物の保護,愛護  
    研究についての二重発表,二重投稿,不正投稿  
    末期患者の延命治療の差し控えと中止  
    遷延性植物状態患者の延命治療の中止 
    蘇生拒否(DNR)の指示  
    ターミナルケアとエンド・オブ・ライフ・ケア 
    安楽死とは 
    安楽死―オランダの状況  
    アメリカにおける自殺幇助・尊厳死・安楽死の法制化の動き 
    東海大学安楽死事件の判決  
    新生児養子斡旋―菊田医師事件と特別養子制度 
    特別養子制度―子の出自を知る権利  
    避妊と倫理  
    人工妊娠中絶―アメリカにおける論争  
    人工妊娠中絶―日本の現状 
    優生保護法から母体保護法へ  
    男女の産み分け  
    出生前診断と着床前診断 
    胎児減数手術  
    不妊症の治療―非配偶者間の精子・卵子の提供 
    不妊症の治療―体外受精・胚移植 
    不妊症の治療―ヒト精子・卵子・胚の凍結保存  
    ヒト精子・卵子・受精卵の取り扱い  
    不妊症の治療―代理懐胎 
    ヒトクローン技術の利用と規制  
    ES細胞の利用  
    胎児・新生児の臓器・組織の利用  
    prochoiceとprolife  
    生殖医療と法律―世界の現状  
    遺伝子治療における倫理  
    遺伝子診断における倫理  
    ヒトゲノム研究と倫理  
    機関内倫理審査委員会(IRB)の意義 

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