目次
- 分子糖尿病学の進歩 2009 基礎から臨床まで
―目次―
1 インスリン分泌の分子機構
Overview
1. 膵β細胞の分化と機能維持を司る転写因子MafA
2. 小胞体ストレス下における膵β細胞の生と死
3. 異所性膵発生におけるNotchシグナリングの役割
2 インスリン作用の分子機構
Overview
1. 肝臓におけるFoxO1の糖・脂質代謝における役割
2. KLF5とエネルギー代謝
3. CIDEファミリーの機能
3 糖尿病発症の分子機構
1. わが国の2型糖尿病の遺伝素因
2. 視床下部S6キナーゼと糖代謝・摂食調節
3. T細胞の制御からみた1型糖尿病の発症機構
4 糖尿病の病態と診断に関する最近の知見
1. 持続血糖モニター(CGM)による糖尿病の病態解明
2. HbA1cの国際標準化
3. 第二世代(非定型)抗精神病薬と糖尿病
−血糖モニタリングガイダンスの提案−
5 糖尿病の治療に関する最近の知見
1. 血糖コントロールにより大血管症は抑えられるかどうか
ADVANCE、ACCORD、VADT 研究 −糖尿病内科の視点から−
2. 血糖コントロールにより大血管症は抑えられるかどうか
ADVANCE、ACCORD、VADT 研究 −循環器内科の視点から−
3. 糖尿病治療への心理的アプローチの現況
4. GLP-1 経路に対する治療薬
6 糖尿病合併症に関する最近の知見
1. 糖尿病合併症発症における酸化ストレスの意義
2. 糖尿病網膜症における抗癌剤アバスチン?の効用
3. 歯周病と糖尿病
7 トピックス
1. 糖尿病とアルツハイマー病
2. 脂肪組織のイメージング
3. 経口血糖降下薬と併用するインスリン治療法の選択と課題