予測して防ぐ坑精神病薬の「身体副作用」
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目次
- 予測して防ぐ坑精神病薬の「身体副作用」
―目次―
Part I 抗精神病薬を使いこなすための「考え方」
1 統合失調症の新しい理解─神経発達障害仮説
2 抗精神病薬による「ドパミン遮断」のリスク
3 「ドパミン遮断」を超えて─Beyond Dopamine Antagonism
4 治癒から回復、回復からプロカバリーへ
5 患者が本来もつ力、「レジリアンス」を考えよう
6 メタアナリシスからみた抗精神病薬の比較
Part II 「身体副作用」から患者を守るちょっとした工夫
1 薬の受容体プロフィール─これで「副作用」が予測できる
2 離脱─薬の増量だけでなく減量にも注意!
3 水中毒─原因にもとづく新しいアプローチ
4 悪性症候群─SSRIの併用で出現する危険性
5 代謝障害─中性脂肪とレムナントの測定で早期の予測が可能
6 「痩せ」も危険!!─肥満だけでなく痩せにも注目を
7 誤嚥性肺炎─「思い込み」をやめ、
事実にもとづく「新常識」を作ろう
8 認知症─「問題行動」を薬で押さえ込むのは害
補論 「臨床の知」と「科学の知」からみた
統合失調症のはじまりと終わり
1 統合失調症の発症と「遺伝子」「環境」の関係
2 精神疾患の「治療の終わり」とは?