予測して防ぐ坑精神病薬の「身体副作用」

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2009-05-30
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784260008358
書籍・雑誌
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2,640 円(税込)

商品紹介

抗精神病薬の作用と副作用のメカニズムを非常にわかりやすく紹介している(図解が豊富)。非定型抗精神病薬の種類によって、副作用の出方に特徴があることが、メカニズムの点からわかる(予測ができる)。身体副作用の徴候と、出現を防ぐ臨床的な工夫がわかる(症例も豊富)。統合失調症の病因と治療について、最新の学説がわかりやすく紹介されている。

目次

  • 予測して防ぐ坑精神病薬の「身体副作用」

    ―目次―

    Part I 抗精神病薬を使いこなすための「考え方」
     1 統合失調症の新しい理解─神経発達障害仮説
     2 抗精神病薬による「ドパミン遮断」のリスク
     3 「ドパミン遮断」を超えて─Beyond Dopamine Antagonism
     4 治癒から回復、回復からプロカバリーへ
     5 患者が本来もつ力、「レジリアンス」を考えよう
     6 メタアナリシスからみた抗精神病薬の比較

    Part II 「身体副作用」から患者を守るちょっとした工夫
     1 薬の受容体プロフィール─これで「副作用」が予測できる
     2 離脱─薬の増量だけでなく減量にも注意!
     3 水中毒─原因にもとづく新しいアプローチ
     4 悪性症候群─SSRIの併用で出現する危険性
     5 代謝障害─中性脂肪とレムナントの測定で早期の予測が可能
     6 「痩せ」も危険!!─肥満だけでなく痩せにも注目を
     7 誤嚥性肺炎─「思い込み」をやめ、
        事実にもとづく「新常識」を作ろう
     8 認知症─「問題行動」を薬で押さえ込むのは害

    補論 「臨床の知」と「科学の知」からみた
        統合失調症のはじまりと終わり
     1 統合失調症の発症と「遺伝子」「環境」の関係
     2 精神疾患の「治療の終わり」とは?

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