ナラティブ・ベイスト・メディスンの臨床研究

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2009-07-31
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784772410762
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

本書は,自傷行為,思春期臨床,医療訴訟,聴覚障害,ホスピス・ケア,SARS,そして医療倫理にいたる幅広い領域をカバーしながら,数多くの事例報告をもとに,現代医療現場に欠かせない「ケア」としてのNBMの可能性を探る。

目次

  • ナラティブ・ベイスト・メディスンの臨床研究

    ―目次―

    第1部 多様な物語(Narratives)
    1 ナラティブ・メディスンの倫理性
    2 戦士から犠牲者へ―SARS流行における医師たちの報告
    3 臨床世界における実演的な物語
    4 「私は切るわ,だってそれが助けになるからよ」
         ―十代の少女たちの自傷行為に関するナラティブ
    5 DIPExプロジェクト―病いと医療の個人体験を集める
    6 終末期医療におけるスピリチュアリティと
        宗教のナラティブ

    第2部 衝突する物語(Counter-narratives)
     7 闘士か傷者か? 
        ―耳が聞こえない,あるいは聞こえなくなるという物語 
    8 物語分析と代理ミュンヒハウゼン症候群への異議申し立て
    9 専門家の誤りを質す
        ―揺さぶられっこ症候群における両親への弁護 
    10 統計学を超える物語の力
        ―新生児黄疸と幼児の航空機内での安全性からの教訓 

    第3部 物語を超えて(Meta-narratives)
    11 故郷喪失とアイデンティティの語り
    12 研究のストーリーライン
         ―系統的レビューへのメタ物語的アプローチ 
    13 精神科学領域におけるナラティブはいかにして働くか
         ―PTSDの生物学的精神医学を実例として 
    14 医学的物語の時間的構築

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