薬剤性消化管傷害

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2009-09-05
分野: 臨床医学:内科  >  消化器一般
ISBN: 9784524253845
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商品紹介

非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)やアスピリン製剤により引き起こされる消化管傷害について,発症メカニズム,発症頻度から,診断・予防・治療の実際までを,本領域のエキスパートがエビデンスを基にわかりやすく解説。人口の高齢化が進み,NSAIDs,アスピリン製剤を服用する患者が増加する中,日常診療の指針としてぜひとも読んでおきたい一冊。

目次

  • 薬剤性消化管傷害

    ―目次―

    総論
    I 今なぜNSAIDs,アスピリン消化管傷害が問題となるのか
    II NSAIDs,アスピリンによる粘膜傷害発症機序
     1.上部消化管傷害発症メカニズム
     2.下部消化管傷害発症メカニズム

    エビデンス編
    III NSAIDsをめぐるエビデンス
     1.NSAIDs潰瘍発症頻度
     2.NSAIDs出血潰瘍リスクと頻度
     3.COX-2阻害薬の潰瘍発症頻度
     4.選択的COX-2阻害薬の出血潰瘍リスクと頻度
     5.NSAIDs,COX-2阻害薬による下部消化管傷害のエビデンス
    IV アスピリンをめぐるエビデンス
     1.アスピリン服用に伴う出血潰瘍の頻度
     2.アスピリンの剤型と出血リスク
    V 本邦におけるNSAIDs,アスピリン消化管傷害のエビデンス
     1.1991年の日本リウマチ財団の調査と今日のNSAIDs潰瘍
        ─東京女子医科大学から
     2.今日のNSAIDs潰瘍─日本医科大学リウマチ科と消化器内科から
     3.今日のNSAIDs潰瘍─奈良県立医科大学から
     4.アスピリンによる消化管粘膜傷害
        ─アスピリンによる消化管傷害の病院コホート調査から
     5.アスピリンによる消化管粘膜傷害─虎の門病院から
     6.アスピリンによる下部消化管傷害のリスク─順天堂大学から
    VI NSAIDs,アスピリン潰瘍,出血潰瘍予防のエビデンス
     1.NSAIDs潰瘍予防法に関するエビデンス
     2.アスピリン潰瘍,出血潰瘍予防のエビデンス
     3.Helicobacter pylori陽性者における
        NSAIDs潰瘍予防戦略とエビデンス
     4.NSAIDs下部病変予防のエビデンス

    プラクティス編
    VII NSAIDs,アスピリンによる上部消化管傷害の臨床的特徴と診断
    VIII NSAIDs,アスピリン消化管傷害─その基礎疾患との関係
     1.リウマチ疾患診療の立場から
     2.循環器内科診療の立場から
     3.神経内科診療の立場から
    IX NSAIDs,アスピリン潰瘍,出血潰瘍の治療
    X NSAIDsとアスピリン─実地臨床の問題点とプラクティス
     1.心血管リスクのある患者へのNSAIDs投与
        ─celecoxibは安全か?
     2.Helicobacter pylori感染者におけるNSAIDs服用者の潰瘍診断
        ─本当にNSAIDs潰瘍?
     3.NSAIDsに加えてアスピリンを服用すれば
        さらにリスクは増加する?
     4.これまで胃に病気がないのにNSAIDsを服用する場合,
        予防は必要か?
     5.NSAIDs,アスピリンの下部消化管病変をどう予防する?

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