漱石文学が物語るもの

出版社: みすず書房
著者:
発行日: 2009-10-20
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784622074939
書籍・雑誌
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商品紹介

漱石はなぜ「神経衰弱者」を描いたのか。作品・書簡ほか、関連資料を渉猟し、作中に込められた真意を読む。精神医学的考察から浮かび上がる、漱石のもうひとつの姿。

目次

  • 漱石文学が物語るもの

    ―目次―

    I
    1 高等師範学校 松山行の謎
    2 熊本時代 介護者としての漱石
    3 英国留学 自己本位の確立
    4 千駄木時代 神経衰弱文学の誕生
    5 『坊っちゃん』の成立 神経衰弱者の世界

    II
    6 体格と性格の法則性
    7 人間関係の反復性
    8 自己相対化の過程
    9 文明批評から心理分析へ
    10 漱石の天才論

    III
    11 漱石文学における癒し
    12 精神療法家としての漱石
    13 漱石文学にみる精神療法
    14 鈴木三重吉と森田草平への手紙
    15 武者小路実篤への手紙
    結語 病みながら生きる者への畏敬

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