新しい視点による胃癌化学療法―TPLC療法―
商品紹介
消化管粘膜の酵素活性測定結果に基づいて考案されたTPLCと既存化学療法の組み合わせによる治療法を中心とした，胃癌の内科的治療をめざす著者らによる胃癌治療の症例集。前著「胃癌治療への内科的アプローチ−がんのTPLC療法−」に新たな症例を加えて内容を充実。
目次
- 新しい視点による胃癌化学療法―TPLC療法―
―目次―
第1章 治療に関する考え方の基礎的事項
1．治療の対象となる患者の全身状態の評価法
2．癌細胞の特徴と発現様式
3．癌細胞とその形態の観察
4．免疫細胞による癌細胞への攻撃
5．LDH アイソザイムとイソクエン酸脱水素酵素（ICD）
6．PLC の意味
7．TPLC の組成と投与方法
8．臨床的にTPLC を投与した時の組織のLDH アイソザイムの変化
第2章 内視鏡による胃粘膜切除症例
胃粘膜切除症例
症例1?内視鏡的胃癌切除術で完治させ得た症例
その1 52 歳男性
症例2?内視鏡的胃癌切除術で完治させ得た症例
その2 63 歳男性
第3 章 化学療法が有効であった症例の供覧
化学療法が著明に反応した症例の供覧
症例1?1 型（腫瘤型）が109 日で消失した症例 83 歳男性
症例2?2 型（潰瘍限局型）が301 日で瘢痕化した症例
73 歳男性
症例3?3 型（潰瘍浸潤型）が124 日で瘢痕化した症例
57 歳男性
症例4?1 型（腫瘤型）855 日で消失した症例 70 歳女性
症例5?2 型（潰瘍限局型）が1,544 日を経て瘢痕化したことを
確認した症例 75 歳男性
ほか
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