絵ときシグナル伝達入門 改訂版

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2010-04-05
分野: 基礎・関連科学  >  細胞/細胞工学
ISBN: 9784758120128
電子書籍版: 2010-04-05 (第2版第1刷)
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商品紹介

複雑なシグナル伝達がよく理解できた,と評判の入門書が待望の改訂!「どこで」「どの因子が」「どんなふうに」細胞の性質を決めているのかを丁寧に紐解きます。がんや分子標的薬など最新知見の記述もますます充実。

目次

  • 絵ときシグナル伝達入門 改訂版

    ―目次―

    はじめに−シグナル伝達ワールドへようこそ
     シグナル伝達ってなんだろう
      -生命現象の主役を求めて
     シグナルを流れとして捉える
      -点から線へ,さらにはネットワークへ
     シグナル伝達研究の魅力

    1 シグナル伝達の歴史と成り立ち
    2 シグナル伝達基本中の基本
    3 細胞膜上のできごと
    4 細胞膜から核へ
    5 核─細胞質間の物質コミュニケーション
    6 アポトーシスとシグナル伝達
    7 がんとシグナル伝達
    8 分子標的薬
    9 身近な病気・老化とシグナル伝達系
    10 新しい技術のシグナル伝達への応用

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

1 シグナル伝達の歴史と成り立ち

P.46 掲載の参考文献
1) Nobel prize. org[http://nobelprize.org/index.html]
2) 『がん遺伝子の発見-がん解明の同時代史』(黒木登志夫/著), 中央公論社, 1996
3) 『がん研究レース-発がんの謎を解く』(ロバート・A. ワインバーグ/著, 野田亮・野田洋子/訳), 岩波書店, 1999

2 シグナル伝達基本中の基本

P.69 掲載の参考文献
3) 『情報伝達におけるタンパク質モジュール』(Anthony J. Pawson/編, 竹縄忠臣/監訳), 実験医学増刊号, Vol.16 No3, 1998
4) Nature, 402(no.6822)とScience, 291(no.5507), 2001

3 細胞膜上のできごと

P.96 掲載の参考文献
1) 湯沢聡, Schlessinger, J. : 受容体型チロシンキナーゼKitの構造生物学. 生化学, 80, 94-104, 2008
3) 田中美成, 他: GTP結合タンパク質. 実験医学, Vol.21 No.2: 137-145, 2003
4) 榎森康文: Gタンパク質とその調節因子の多様性と機能-三量体Gタンパク質の新たなシグナル伝達系 実験医学, Vol.23 No.11: 1642-1648, 2005
5) 多田稔, 他: 低分子量Gタンパク質研究の進歩. 日本薬理学雑誌, 130(5): 373-379, 2007
6) 福本義弘, 下川宏明: Rhoキナーゼ経路の役割. 日本臨牀, 66(11): 2091-2096, 2008

4 細胞膜から核へ

P.124 掲載の参考文献
2) 武田弘資, 他: MAPキナーゼ経路を介したストレス応答と疾患, 実験医学, Vol.26 No.15: 2334-2340, 2008
3) Massague J. :TGF β in cancer. Cell, 134:214-230, 2008
4) 宮園浩平: ALK TGF-βファミリーシグナルの分岐点"私が名付けた遺伝子" 実験医学, Vol.24 No.12, 1809-1811, 2006
5) Massague, J. et al. :TGF β signaling in growth control, cancer, and heritable disorders. Cell, 103:295-309, 2000
7) 吉村昭彦, 他: SOCS遺伝子によるサイトカインシグナルの制御. 実験医学, Vol.23 No.11: 1727-1735, 2005
8) 若松義雄: Notchシグナル伝達のしくみと役割. 実験医学, Vol.23 No.11: 1686-1693, 2005

5 核 - 細胞質間の物質コミュニケーション

P.144 掲載の参考文献
P.145 掲載の参考文献
1) 米田悦啓: 核-細胞質間タンパク質輸送と細胞機能. 実験医学 Vol.21 No.14: 1850-1855, 2003
2) 米田悦啓, 李守宰: 結晶構造解析が解いた核蛋白質輸送因子importin βの本態. 蛋白質核酸酵素 49: 608-615, 2004
3) 高木昌俊, 他: 核と細胞質のあいだの輸送を担う因子の新たな機能 Kidをモデルとしてみえてきたもの. 蛋白質核酸酵素 53: 1115-1124, 2008
4) 佐藤政充, 登田隆: スピンドル形成と染色体分配. 実験医学, Vol.25 No.5: 697-703, 2007

6 アポトーシスとシグナル伝達

P.169 掲載の参考文献

7 がんとシグナル伝達

P.190 掲載の参考文献
1) 『癌と微小環境』(江角浩安, 他/編), 実験医学増刊号, Vol.27 No.2, 2009
2) 井川俊太郎: p53ファミリーシグナル伝達経路が司る細胞応笞制御機構 実験医学, 23: 345-352, 2005
4) 中田匡信, 大木操: 癌と融合遺伝子. 蛋白質核酸酵素, 42: 1978-1990, 1997
5) 温川恭至, 清野透: 解明が進むヒトパピローマウイルスによる子宮頸癌の発症機構E6, E7癌タンパク質の新規機能. 実験医学, Vol.24 No.19: 2958-2964, 2006
6) 菊池章: Wntシグナルネットワークとその異常による病態. 生化学, 81: 780-792, 2009

8 分子標的薬

P.205 掲載の参考文献
1) 『分子標的薬: 開発への新たなる挑戦』 実験医学増刊号, Vol.27 No.5, 2009
2) 『シグナル伝達研究2008-'09』 実験医学増刊号, Vol.26 No.5, 2008
3) 『実践: インシリコ創薬の最前線』 遺伝子医学MOOK, NO.14

9 身近な病気・老化とシグナル伝達系

P.224 掲載の参考文献
P.225 掲載の参考文献
1) 齊藤康弘, 他: ヘリコバクター・ピロリCagAによる細胞がん化メカニズム. 実験医学, Vol.26 No.15: 2445-2452, 2008
2) 鈴木敦, 箕越靖彦: AMPKとエネルギー代謝調節. 実験医学, Vol.25 No.15: 2298-2305, 2007
3) 山内敏正, 門脇孝: アディポネクチン受容体とエネルギー代謝調節. 実験医学, Vol.27 No.7: 1069-1078, 2009
4) Lamming, D. W. & Sinclair, D. A: カロリー制限のメカニズムとその模倣化合物. 実験医学, Vol.22 No.6: 806-815, 2004

10 新しい技術のシグナル伝達への応用

P.241 掲載の参考文献
1) 高山光男: ノーベル化学賞受賞に導いた"魔法のマトリックス"とは. 蛋白質核酸酵素, 48: 63-66, 2003
2) 服部成介: 概論-タンパク質リン酸化の全貌を解き明かすプロテオーム解析の進展. 実験医学, Vol.27 No.16: 2544-2549, 2009
3) 宮脇敦史: GFP史話. 蛋白質核酸酵素, 54: 78-84, 2009
4) 原重雄, 他: 癌遺伝子情報伝達系イメージング. 病理と臨床, 25: 560-565, 2007
5) Aoki, K. et al. : Visualization of growth signal transduction cascades in living cells with genetically encoded probes based on Fo¨rster resonance energy transfer. Phil. Trans. R. Soc. B., 363 : 2143-2151, 2008

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