目次
- 裁判例から読み解く 看護師の法的責任
―目次―
第1章 看護師と法律
1 看護師(医療職)の免許は何を意味するのか
2 医療事故が発生するとどんな法律が関わってくるのか
第2章 法的責任を問われるプロセス
1 法的責任の種類
2 民事責任をめぐる手続
3 刑事責任をめぐる手続
4 保健師助産師看護師法上の行政処分(不利益処分)の流れ
第3章 看護師の法的責任を裁判例から学ぶ
論点項目1-患者の状態観察義務1
安静を指示された患者が歩行し、急死した事件
論点項目1-患者の状態観察義務2
新生児うつ伏せ寝死亡事件における助産師の過失
論点項目2-転倒・転落の予見・防止義務 術後の入院患者の転倒
論点項目3-誤嚥予見・防止義務 入院患者の
誤嚥・窒息における看護師の過失
論点項目4-看護記録関連 新生児に残存した後遺障害における
病院側の過失
論点項目5-看護方針と法的義務 入院患者の
ベッド転落・死亡事故における注意義務違反
ほか
第4章 看護師の法的責任を理解するためのキーワード
予見義務/回避義務/注意義務/過失/過失相殺/因果関係/
不作為/医療水準/説明義務/逸失利益/看護師の裁量権/
診療録と診療記録(看護記録)
第5章 看護業務と法的責任に関するQ&A
1 看護場面における法的責任
2 相対的医行為(診療の補助)と看護業務
3 他の医療職種の業務範囲と看護業務
4 紛争・訴訟における具体的な対応について
5 その他