ケースブック患者相談

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2010-06-15
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784260010405
書籍・雑誌
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商品紹介

東京大学医学部附属病院患者相談・臨床倫理センターが、これまで蓄積した患者相談のケースを参考にしつつ、新たに構成しなおした患者相談50ケースについて、その対処方法を解説。本書は、単なる対応マニュアル的なものとは異なり、相談やクレームは、医療の質向上につながる貴重な指摘ということが伝わる内容となっている。

目次

  • ケースブック患者相談

    ―目次―

    【第1部 患者相談総論】
    第1章 患者相談窓口の歴史的変遷と現状
     なぜ,今,患者相談が必要とされるのか
    第2章 患者相談に必要な知識と技術
     患者相談業務に必要な法的知識
     患者相談業務に必要な医学知識
     患者相談業務に必要な技術
     入院病棟と患者相談センターとの連携

    【第2部 ケースで学ぶ患者相談への対応】
    ■外来
    CASE 01 電話で個人情報を照会してきた患者
    CASE 02 緊急入院を受け入れてもらえず「見放された」と
         訴える遺族
    CASE 03 特定機能病院への受診にこだわる軽症患者
    CASE 04 診察への同席を通じた医師との役割分担
    CASE 05 適応のない受診行動をくり返す患者
    CASE 06 外来担当医の変更を希望する患者(初回受診時)
    CASE 07 外来担当医の変更を希望する患者(継続受診時)
    CASE 08 悪性腫瘍が強く疑われるにもかかわらず受診しない患者
    CASE 09 同僚を否定する医師の発言
    ■入院
    CASE 10 意識レベルの低下した患者の金銭管理
    CASE 11 同室者の酸素吸入の音がうるさいと苦情を言う患者
    CASE 12 身寄りのない患者の死後の手配
    CASE 13 生前契約を結んでいた患者
    CASE 14 退院に対して協力をしない家族
    CASE 15 退院しない長期入院患者
    CASE 16 外泊したまま戻らない入院患者
    CASE 17 入院患者が勾留されていないか警察への照会
    CASE 18 夜間せん妄のある同室患者がうるさいと苦情を言う患者
    CASE 19 偽名を使って特別個室を希望した入院患者
    ■インフォームド・コンセント
    CASE 20 手術の合併症についての説明不足を訴える患者
    CASE 21 DNRの説明が一方的だったと主張する遺族
    CASE 22 治療当時は報告されていなかった合併症
    CASE 23 身寄りがいない手術予定患者
    CASE 24 リスクをともなう入院患者の搬送
    CASE 25 カルテの修正を希望する遺族
    CASE 26 入院加療より在宅療養を希望する患者
    CASE 27 意思決定に際して医師の意見を希望する家族
    CASE 28 手術を受ける決心がつかない患者
    CASE 29 RI検査の注射液が衣類に付着したことで
          強い不安を感じた家族
    ■リスク管理
    CASE 30 患者が死亡したのは手術ミスだと思っている遺族
    CASE 31 患者同士のけんかで被害を受けた患者の
          検査にかかる料金負担
    CASE 32 院内での車椅子患者の接触事故
    CASE 33 家庭内の虐待が疑われる入院患者
    CASE 34 境界性パーソナリティ障害患者への対応(1)
    CASE 35 境界性パーソナリティ障害患者への対応(2)
    CASE 36 医師が役所に提出することになっていた診断書が
          半年近く放置されていた患者
    CASE 37 当日検査が受けられなかったことへの謝罪文を
          要求する患者
    CASE 38 入院中に起きたトラブルについて文書による
          回答を求めてきた患者
    CASE 39 注射施行時に血液で衣服を汚されクリーニング代を
          請求してきた患者
    CASE 40 院外の拾得物の預かり
    CASE 41 救急で搬送された患者に看護師が暴行を受けた場合
    ■費用
    CASE 42 2か月分の入院費を1か月分の限度額に該当させろと
          主張する患者
    CASE 43 高い処方せんを発行されたので返金してほしいと
          主張する患者
    CASE 44 再検査に要した料金は支払わないと主張する患者
    CASE 45 自由診療扱いとなり,支払いを拒否した患者
    CASE 46 古い病棟に入院した分は支払わないと主張する患者
    CASE 47 再手術となった料金は支払わないと主張する患者
    CASE 48 入院費のうち,包括評価部分を支払わないと
          主張する患者
    CASE 49 すでに支払ったのに,督促状が送られてきたと
          主張する患者
    CASE 50 厚生労働省の通知をみせて室料差額の
          返還を求めてきた患者家族

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