脳卒中の治療・実践神経リハビリテーション

出版社: 市村出版
著者:
発行日: 2010-09-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784902109238
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:約3営業日

3,960 円(税込)

商品紹介

脳卒中後のリハビリテーション(以下リハビリ)は、我が国のリハビリの中では最も接する機会が多い身近な存在である。最近の傾向は、可能な限り発症から回復期に至る3ヵ月以内に、集中的にできれば1日3時間かけて神経リハビリを行うことが推奨され、効率的・効果的アウトカムをもたらす手法が求められている。しかし具体的には、どのような障害にどのようなリハビリをどの程度行うのが適切かは良く分っていない。また医療的リハビリだけで解決できないこの分野では、回復期以後の在宅や施設での生活リハビリに関わる福祉的リハビリサービスとの連携のあり方が常に問題になる。これらの課題に実践的に答えようと企画したのが本書である。

目次

  • 脳卒中の治療・実践神経リハビリテーション

    ―目次―

    1章 日本におけるボバース概念の導入と発展
    2章 ボバース概念と治療原則 
    3章 脳血管障害の病態と治療
    4章 脳卒中地域リハビリテーション:
       stroke unit における急性期・回復期リハビリテーションと
       地域における維持期リハビリテーション
    5章 最近の神経生理学の話題:シナプスの可塑性と姿勢調節 
    6章 中枢姿勢制御機構と正常運動
    7章 姿勢制御と運動制御 
    8章 評価 
    9章 成人片麻痺急性期の特徴と治療 
    10章 成人片麻痺回復期の特徴と治療
    11章 慢性期成人片麻痺者の特徴と治療 
    12章 脳卒中の作業療法 
    13章 成人片麻痺の上肢と手の機能と日常生活活動(ADL) 
    14章 ボバース概念に基づく神経心理学的問題の評価と介入
    15章 口腔顔面領域へのアプローチ 
    16章 口腔運動の改善
    17章 発声に対してのアプローチ
    18章 構音に対してのアプローチ
    19章 ハンドリングの基本
    20章 キィ・ポイント:中枢部・近位部・遠位部 
    21章 症例報告:右片麻痺
    22章 症例報告:左片麻痺 
    23章 成人片麻痺の整形外科的問題と治療 

最近チェックした商品履歴

Loading...