不登校
商品紹介
不登校の子どもの数は近年増加しており，わが国において重要な問題であり続けている。本書は，さまざまな立場の専門家による不登校理解のための基礎理論と，現場での実践的な取り組みの双方が盛り込まれた，より実践的な一冊である。
目次
- 不登校
―目次―
第一章 理論編
はじめに―不登校への多面的援助の必要性
１ 不登校の心理臨床の基本的視点
２ 不登校理解の基礎
３ 発達障害と不登校
４ 思春期の不登校とその心理力動をめぐって
５ 不登校の予防対策
６ 文部科学省による不登校理解の変遷
コラム―不登校に関する講演の留意点
第二章 実践編
１ スクールカウンセラーによる不登校の臨床
―居場所とネットワーキング
２ 学校内適応指導教室としての別室登校の試み
３ 不登校の子どもへの訪問面接の方法と留意点
―思春期年代に言語面接をするという観点から
４ 学校現場からの不登校についての再考
５ 不登校児童生徒療育キャンプ「ワラビーキャンプ」の
実践を通して
６ 適応指導教室における取り組みの実際
７ 不登校の子どもをもつ保護者へのアプローチ
８ 不登校児（小中学校）の短期宿泊型適応指導施設について
９ 不登校とコミュニティとの連携
コラム―フリースペース
第三章 不登校支援のさまざまな取り組み
１ ＮＰＯ法人九州大学こころとそだちの相談室
「こだち」の取り組み
２ 地域における日常的な子どもの居場所
３ 公立中学校における「夜間校内適応指導教室」
４ 中学校における相談員活動
―生徒が安心できる場をつくるために
５ 通信制高校におけるクラスサポーター活動
６ 不登校高校生のための〈学習支援センター〉
７ 不登校経験生徒の多い高校での居場所活動
８ 大学の研究室を活用した居場所活動
９ 大学でのPSYCHO-PETREAT活動
10 ひきこもり者のための〈パソコン講習会〉
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