科学的な看護実践とは何か(下)

出版社: 現代社
著者:
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784874740507
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商品紹介

本書は、「看護教育」について述べられた薄井坦子教授の講演をまとめたものである。看護婦にはどのような能力が要求されるか、また現代の看護教育は何をめざすべきか、そして科学的な看護教育とはどうあるべきか…。自身の体験や思考のプロセスを具体的に語るなかで、教育の本来的な構造をあきらかにし、看護の頭脳(あたま)づくり、看護の技(わざ)づくりについて述べられている。

目次

  • 科学的な看護実践とは何か(下)

    ―目次―

    1.これからの看護に期待される看護婦の育成 
     (1) 看護をどうとらえるか
     (2) 看護婦にどのような能力が要求されるか
     (3) 看護の能力を高めていくには何が必要か
     (4) 「性差」について
     (5) 「生物体」と「生活体」
     (6) 看護学における人間論のレベル
     (7) 学生の認識をどう訓練するか
     (8) 何にでも興味を持って自己の認識を鍛える
     (9) 日常生活の規制はどこから出てくるか
     (10) 学校教育と現任教育の分担
     (11) 対立概念をとらえて考える
     
    2.現代の看護教育について 
     (1) 看護教育に求められている共通な性質
     (2) 教育の本来的な構造
     (3) ナイチンゲールと看護教育
     (4) 看護の心 ―看護をはかるものさし
     (5) 看護に高い目標を
     (6) 看護学の目指すべき方向 ―「生活研究」の必要性
     (7) 看護教育のレベルに合った要求水準を
     (8) 「生活研究」の具体例
     (9) 看護に高い誇りを
     
    3.看護学における客観主義的偏向の克服 〔その1〕 
     (1) 人間の面白さ、看護の生々しさ、
        すべてをくるめた看護学を
     (2) 対象を見つめ、その謎を解こうとする姿勢を
     (3) 関わりを見つめるとはどう見ることか
     (4) 対象の構造に分け入って問題を解く
     (5) 看護過程を浮きぼりにする
     (6) 意識的に取り組むことの大切さ
     (7) 精神面のことでも証拠を示せる方法論を
     
    4.看護学における客観主義的偏向の克服 〔その2〕 
     (1) 人間の心の触れ合いを土台に据えた看護理論を 
     (2) 「看護的な感じ方」と「看護的な行動」
     (3) 看護の頭脳(あたま)づくり
     (4) 看護の技づくり
     (5) 自らの意志としての看護

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