事例で解決! 薬学的プロブレム106

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2010-12-01
分野: 薬学  >  薬学一般
ISBN: 9784525773618
書籍・雑誌
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3,520 円(税込)

商品紹介

プレアボイド症例のみならず,薬剤師が臨床の場で実際に経験した事例・症例は,薬剤師業務に活かすための最適な資料となり得る。本書は,薬剤師が実際に経験した症例を系統的に分類・分析し,得られた反省点やノウハウから,より良い薬学的管理をサポートする一冊となっている。

目次

  • 事例で解決! 薬学的プロブレム106

    ―目次―

    第1章 副作用回避のための薬学的管理
     イソニアジド服用中の?痒感・皮疹は食事を確認
     クリンダマイシンの薬疹は躯幹:紅斑,下肢:紫斑
     バンコマイシンによる頻脈発現時のヒスタミン濃度
     抗結核薬投与における薬学的アセスメントは重要!
     MVEC療法では好中球減少を単球動態より予測できる
     ほか

    第2章 薬物相互作用
     ビスホスホネート系薬とアミオダロンの併用により
      洞停止をきたした症例
     アミオダロンはカルベジロールの代謝を阻害するので
      併用時には注意
     糖尿病患者が抗結核薬を併用していたら要注意!
     グリベンクラミド服用患者にH.pylori除菌療法を開始する場合は
      低血糖に注意
     キノロン系抗菌薬と金属カチオンのキレート形成を防ぐ
      プロドラッグ
     ほか

    第3章 腎排泄型薬剤の処方チェック
     アルベカシンは年齢を加味した腎機能評価と
      血中濃度の確認が重要
     腹膜透析患者の帯状疱疹後神経痛に対するガバペンチンの投与
     ジゴキシン投与量は適正か ?
     アロプリノールは腎機能低下患者で活性代謝物が蓄積する
     蛍光偏光免疫法による内因性ジゴキシン様免疫反応因子の影響
     ほか

    第4章 薬物療法における工夫と適正使用
     手術前の抗血小板薬の中止にはステント留置を確認
     HbA1c値の上昇はインスリン自己注射の手技が
      不適切な場合もある
     倍散は服用までに希釈されるものがある!
     エリスロポエチン最大投与量からネスプへ
      切り替えた場合の注意点
     カルバマゼピンの疼痛緩和に対する保存的薬物療法
     ほか

    第5章 院内製剤の工夫と有効活用
     難治性褥瘡における院内製剤ピオクタニンの有用性
     ベバシズマブ眼内注入における眼内炎の対応
     モーズ軟膏を使用した有棘細胞がんの2例
     緩和ケアにおけるモーズ軟膏の使用
     モーズ軟膏による有棘細胞がんへの対応
     低濃度モーズ軟膏を使用した原発性および
      転移性皮膚悪性腫瘍の3例

    第6章 システム構築による薬学管理の向上
     抗がん剤調製換算シートの開発
     データベースソフトを利用した抗がん剤の副作用管理
     薬剤禁忌情報の一元管理は薬剤部で!
     チーム医療における持参薬情報共有化を目的とした
      薬剤管理システムの構築
     外来における手術前服用薬調査業務の構築

    第7章 製剤比較と有効性の検討(後発医薬品を含む)
     グリチルリチン注射剤の製剤間での薬効比較
     テイコプラニン後発医薬品の選定
     バンコマイシン製剤 : 後発医薬品の添加剤による影響
     各種バンコマイシン塩酸塩注射製剤の品質比較

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