発達障害への看護アプローチ

出版社: 精神看護出版
著者:
発行日: 2011-02-25
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784862940391
電子書籍版: 2011-02-25 (第1版第1刷)
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商品紹介

広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害),注意欠陥多動性障害(ADHD),また,被虐待や解離性障害,摂食障害,場面緘黙など発達障害を基盤にもった事例とともに,具体的な看護の実際を紹介。

目次

  • 発達障害への看護アプローチ

    ―目次―

    ◆第1章 発達障害とは何か 
    知っておかなければならない基礎知識

    ◆第2章 発達障害をもつ人の世界を知る
    1.幼児期
     言葉の遅れ  言葉の発達が遅い男の子の事例から
    2.小児期
     不登校,集団不適応  授業中,パニックになって逃げ出し,
      不登校になった女の子の事例から
     行為障害,愛着障害  ささいなことでけんかし,
      自宅でも大暴れする男の子の事例から
     摂食障害,身体症状化  
      心理的負荷やこだわりによって生じた事例から 
    3.思春期
     不潔恐怖,強迫,巻き込み行為  
      清潔不潔に関するこだわりに母親を巻き込んだ
      女の子の事例から
     ひきこもり,二次的抑うつ
      毎朝の頭痛・腹痛と学校での疎外感を訴え,
      不登校が続いた女の子の事例から
    4.青年期
     職場での不適応  
      仕事が合わず,うつ状態からひきこもりになった
      青年の事例から
     夫婦,子育ての問題  広汎性発達障害の親の事例から
     
    ◆第3章 発達障害への看護アプローチの原則と実際
     広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)の看護
      アスペルガー障害の事例から
     注意欠陥多動性障害(ADHD),行為障害の看護
      周囲とのトラブル,離席,暴力などを改善した事例から
     被虐待と解離性障害の看護
      広汎性発達障害が基盤にある事例から
     二次障害としての摂食障害の看護
      広汎性発達障害が基盤にある事例から
     場面緘黙の看護
      広汎性発達障害が基盤にある事例から
     コラム
      司法面接技法

    ◆第4章 成人の発達障害へのアプローチ

    ◆第5章 家族への支援

    ◆第6章 発達障害と薬物療法

    ◆第7章 当事者・家族の立場から
     発達障害者,そして発達障害者の親として
     人間関係に悩まされつづけて

この書籍の参考文献

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第1章 発達障害とは何か

P.34 掲載の参考文献
3) Marcus, G.:The birth of the mind. Basic Books, Cambridge, 2004. (大隈典子訳:心を生みだす遺伝子. 岩波書店, 2005.)
4) 佐々木裕之:エピジェネティクス入門. 岩波書店, 2005.
5) Tanguay PE, Russell AT:Mental rtardation. In Lewis M ed. Child and adolescent pyshiatry:a comprehensive textbook, p.508-516, Williams & Wilkins, Baltimore, 1991.
6) 杉山登志郎, 小倉正義, 岡南:ギフテッド. 学研, 2009.
8) Fitzgerald, M:The Genesis Of Artistic Creativity:Asperger's Syndrome And The Arts. Jessica Kingsley Pub, London. 2005. (石坂好樹訳:アスペルガー症候群の天才たち-自閉症と創造性. 星和書店, 2008.)
9) James, I:Asperger's Syndrome And High Achievement:Some Very Remarkable People, Jessica Kingsley Pub, London, 2006. (草薙ゆり訳:アスペルガーの偉人たち. スペクトラム出版, 2007.)
10) 杉山登志郎:Asperger症候群の周辺. 児童青年精神医学とその近接領域, 49(3), p.243-258, 2008.
11) 適正診断・治療を追求する有志たち編:精神科セカンドオピニオン2. シーニュ, 2010.
12) 杉山登志郎:子ども虐待という第四の発達書害. 学研, 2007.
13) 杉山登志郎:高機能広汎性発達障害と子ども虐待. 日本小児科学会雑誌, 111, p.839-846, 2007.
14) 衣笠隆幸, 池田正国, 世木田組, 谷山純子, 菅川明子:重ね着症候群とスキゾイドパーソナリティ症候群. 精神神経学雑誌, 109(1), p.36-44, 2007.
15) 杉山登志郎:成人の発達障害. そだちの科学13, p.2-13. 2009.
18) Herman, JL:Trauma and Recovery, Basic Books, New York, 1992. (中井久夫訳:心的外傷と回復. みすず書房, 1999.)

第3章 発達障害への看護アプローチの原則と実際

P.80 掲載の参考文献
2) Institute for Patient-and Family-Centered Care (http://www.ipfcc.org/faq.html)
3) 杉山登志郎:ライフサイクルと発達課題. 臨床心理学, 7(3), p.355-360, 2007.
4) 鳥居深雪:脳からわかる発達障害-子どもたちの「生きづらさ」を理解するために. 保健同人社, 2009.
5) 東誠ほか:アスペルガー障害の治療と援助-学童期から思春期. 臨床精神医学, 36(5), p.577-582, 2007.
6) 村瀬嘉代子ほか:発達障害という現実を対象化しないことの重要性とインフォームドコンセント. 現代のエスプリ, 476, p.115-122, 2007.
P.95 掲載の参考文献
1) アリソン・マンデン, ジョン・アーセラス (市川宏伸, 佐藤泰三監訳):ADHD注意欠陥・多動性障害-親と専門家のためのガイドブック. 東京書籍, 2000.
2) 杉山登志郎編著:アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート. 学習研究社, 2002.
P.114 掲載の参考文献
1) 海野千畝子:心と体の安全学習が大切. 実践障害児教育, 415, p.28-32. 2008.
2) Resource and lesson guide「Personal Safety for Grades k-3 Primary program 1982」c.a.r.e (カナダ赤十字 http://www.redcross.ca/article.asp?id=001383&tid=001)
3) 杉山登志郎:子ども虐待という第四の発達障害. p.126, 学習研究社. 2007.
4) ヘネシー澄子:子を愛せない母・母を拒否する子. 学習研究社. 2004.
5) 東誠, 浅井朋子:アスペルガー障害の治療と援助-学童期から思春期. 臨床精神医学, 36(5), 2007.
P.131 掲載の参考文献
1) 東誠:小児の摂食障害. 山口徹, 北原光夫, 福井次矢総編集:今日の治療指針. p.1048-1049, 医学書院, 2009.
2) 杉山登志郎編著:講座 子どもの心療科. p.120-147, 講談社, 2009.
3) 坂田三允総編集:精神看護エクスペール12 こどもの精神看護. p.149-155, 中山書店, 2008.
4) 古荘純一:発達障害の理解とかかわり方のポイント-「生きづらさ」を解消するために. 精神科看護, 37(2), p.12-18, 2010.
5) 田中康雄:支援から共生への道-発達障害の臨床から日常の連携へ. 慶応義塾大学出版, 2009.
6) マイケル・ラター, エリック・テイラー編, 長尾圭造, 宮本信也監訳:児童青年期精神医学. p.1047-1050, 647-660. 明石書店, 2007.
P.133 掲載の参考文献
1) 仲真紀子:子どもの記憶-子どもの証言と司法面接. 子どもの虹研修センター紀要, 8, p.39-55, 2010
P.148 掲載の参考文献
1) 山村淳一, 杉山登志郎:場面緘黙. チャイルドヘルス, 13(3), p.43-44, 2010. 3.
2) かんもくネット著, 角田圭子編:場面緘黙Q&A-幼稚園や学校でおしゃべりできない子どもたち. 学苑社, 2008.

第4章 成人の発達障害へのアプローチ

P.167 掲載の参考文献
1) 日本精神科看護技術協会監修:実践精神科看護テキスト15 児童・思春期精神看護. 精神看護出版, 2008.
2) 日本精神科看護技術協会監修:実践精神科看護テキスト2 対人関係 グループアプローチ. p.29-30, 精神看護出版, 2007.
3) 杉山登志郎:発達障害の子どもたち. p.181, 講談社現代新書, 2007.
4) 適正診断・治療を追求する有志たち:精神科セカンドオピニオン2. p.54, シーニュ, 2010.
5) 栗田育子:大人の病棟にもいる「隠れ発達障害」-「発達障害」だと考えると, こういうアプローチのほうが有効だ. 精神看護, 11(2), p.18-29, 2008.
6) 鵜飼秀明:発達障害のある成人への看護-診断名が変われば, 看護も, 患者も変わる. 精神科看護, 37(2), p.29-34, 2010.
7) ニキ・リンコ×藤家寛子:自閉っ子, こういう風にできてます!. 花風社, 2004.
8) 泉流星:地球生まれの異星人. 花風社, 2003.

第5章 家族への支援

P.182 掲載の参考文献
1) 小林奈美:グループワークで学ぶ家族看護論-カルガリー式家族看護モデル実践へのファーストステップ. 医歯薬出版, 2006.
2) 鈴木和子, 渡辺裕子:家族看護学-理論と実践 第2版. 日本看護協会出版会, 1999.
3) 森山美和子編:ファミリーナーシングプラクティス-家族看護の理論と実践. 医学書院, 2001.
4) 野嶋佐由美監修:家族エンパワーメントをもたらす看護実践. へるす出版, 2005.

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