味覚障害の全貎

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2011-05-10
分野: 臨床医学:外科  >  耳鼻咽喉/頭頸部
ISBN: 9784787818324
書籍・雑誌
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商品紹介

味覚障害患者は年間24万人いる(日本口腔・咽頭科学会アンケート調査,2003年)と言われている。もっとも多い原因は,食事中の亜鉛不足による食事性亜鉛欠乏症であるが,亜鉛キレート作用のある薬剤を複数服用しているための薬剤性味覚障害を合併している場合もあるため,医師は処方に際して副作用にも十分留意する必要がある。本書は,一貫して味覚障害の基礎と臨床にかかわってきた著者が,その研究のすべてをまとめたものである。

目次

  • 味覚障害の全貎

    ―目次―

    第1章 味覚序論
    第2章 舌の形態と機能
    第3章 味覚受容器―味蕾―
    第4章 科学的迷信―舌の味覚地図
    第5章 味蕾の新生と寿命
    第6章 味覚の受容機構
    第7章 味覚情報伝達機構
    第8章 末梢味覚伝導路
    第9章 中枢味覚伝導路
    第10章 臨床的味覚検査法
    第11章 味覚異常の種々相
    第12章 味覚異常の起こり方
    第13章 味覚障害の臨床統計
    第14章 味覚障害の発生率
    第15章 味覚障害と亜鉛
    第16章 亜鉛の多彩な生理作用
    第17章 味味覚障害の原因別分類

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