がん生物学イラストレイテッド

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2011-07-10
分野: 基礎・関連科学  >  生物/分子生物
ISBN: 9784758120210
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商品紹介

がん遺伝子から治療までがん生物学の必須知識を完全網羅.がんはどこまで解明されたか?今後の課題とは?をそれぞれの分野における国内のパイオニアたちが徹底的に解説。がん克服に挑む,すべての研究者必携の1冊!

目次

  • がん生物学イラストレイテッド

    ―目次―

    序 論 がん研究の歴史

    第1章がんの原因と誘因
     1 がんの原因としての変異原物質 
     2 腫瘍ウイルス(肝炎ウイルス) 
     3 腫瘍ウイルス(HTLV,HPV,EBV など) 
     4 ヘリコバクターピロリ 
     5 ホルモン 
     6 放射線

    第2章がん遺伝子とがん抑制遺伝子
     1 チロシンキナーゼ とRas 
     2 白血病がん遺伝子 
     3 N-myc【末永雄介/中川原章】
     4 Wnt シグナル 
     5 EML4-ALK 
     6 細胞周期,細胞接着にかかわるがん抑制遺伝子 
     7 p53 
     8 TGF-βシステム

    第3章がんにおけるゲノム・エピゲノム異常
     1 ゲノム異常 
      DNA 修復とゲノム不安定性 
     3 エピジェネティクス異常  
     4 がんとmicroRNA 

    第4章がん細胞の特性
     1 細胞周期とテロメア 
     2 オートファジー 
     3 がんの細胞死(アポトーシスを中心に) 
     4 がん幹細胞 
     5 多段階発がん

    第5章がんの悪性化:浸潤と転移
     1 細胞運動と浸潤
     2 上皮間葉転換 
     3 血管とリンパ管 
     4 炎症とがん 
     5 転移

    第6章がんと免疫
     1 がん抗原 
     2 サイトカインとケモカイン 
     3 樹状細胞

    第7章がんの分子標的治療
     1 イマチニブと耐性克服(FLT3 阻害剤を含む) 
     2 HER2 抗体(トラスツズマブなど) 
     3 EGFR 阻害薬(ゲフィチニブなど) 
     4 血管新生阻害薬(ベバシズマブなど)

    第8章がんの診断と治療
     1 がん(腫瘍)マーカー 
     2 診断法の進歩(大腸がんを例として) 
     3 手術法の進歩 
     4 放射線・診断と治療 

    第9章各組織・器官のがん生物学
     1 肺がん 
     2 大腸がん 
     3 胃がん 
     4 乳がん 
     5 膵がん 
     6 脳神経腫瘍 

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