緩和ケア

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2011-08-10
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784524250820
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2,420 円(税込)

商品紹介

「緩和ケア」をめぐっては,その概念の変容に伴い,臨床で提供される治療・ケアの技術の発展がめざましい。本書では緩和ケアを,「診断時からすべての病期にわたって行われるケア」として捉え,基礎教育で学ぶべき内容を精選して解説した。実践をイメージしやすいよう,病期の特徴を踏まえた問題・ケアの特徴に焦点をあてた構成を工夫した。

目次

  • 緩和ケア

    ―目次―

    第I章 緩和ケア概論
     1.病い,苦しみ,生と死
     2.生と死を支えるケア
     3.緩和ケアとは
     4.緩和ケアをとりまく今日の状況
     5.さまざまな場における緩和ケア
     6.緩和ケアにおける倫理的課題

    第II章 緩和ケアの実践方法
     1.痛みのマネジメント
     2.呼吸困難のマネジメント
     3.消化器症状のマネジメント
     4.倦怠感のマネジメント
     5.浮腫のマネジメント
     6.睡眠障害のマネジメント
     7.不安・うつ・せん妄のマネジメント
     8.化学療法の副作用(有害事象)マネジメント
     9.家族ケア
     10.意思決定を支えるケア
     11.日常生活を支えるケア
     12.スピリチュアルケア

    第III章 看取りのケア
     1.死が近づいた患者へのケア
     2.看取りを迎える家族へのケア
     3.死の迎え方の多様性

    第IV章 事例で学ぶ緩和ケアの実際
     1.事例(1)場をつなぐ―肺がん多発骨転移により
        痛みを抱えて生活する患者への継続看護
     2.事例(2)セルフケアを促す―患者が自分でも症状緩和を
       図れると感じられるようなかかわり
     3.事例(3)家族のケア―終末期にある患者の妻の予期悲嘆に
       対する援助
     4.事例(4)スピリチュアルケア―死を正視することを
       余儀なくされて苦悩する患者へのかかわり
     5.事例(5)在宅での看取り
       ―痛みの強い終末期がん患者の在宅での看取り

    第V章 多様な対象への緩和ケア
     1.子どもへの緩和ケア
     2.高齢者への緩和ケア
     3.認知症を患う人への緩和ケア
     4.難病を患う人への緩和ケア
     5.エイズを患う人への緩和ケア

    第VI章 緩和ケアの今後の展望
     1.諸外国における緩和ケアの体制
     2.わが国における緩和ケアの展望と課題

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