さすらいの統合失調症 対応・支援

出版社: プリメド社
著者:
発行日: 2011-11-15
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784938866518
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

患者さんが「一人で暮らしてゆけるようになる」が本書の目標。「一人で暮らすことができるようになる」とは、孤立しても生きてゆける力をつけることではない。かかわりをもった人たちの応援を得て、干渉があっても翻弄されることなく生活すること。医療・療養・社会保障制度など、精神障害をもつ患者さんや家族を支援する領域は広範囲にわたる。しかし、統合失調症については、この一冊を手元に置いてあれば実務知識は足る。そのように使っていただきたい本である。

目次

  • さすらいの統合失調症 対応・支援

    ―目次―

    【I 受診への支援】
    受診までの長い道のり
    拒絶への対処
    入院形態
    移送の仕組み
    自殺の防止

    【II 治療】
    薬物治療
    精神療法
    認知療法、認知行動療法
    生活技能訓練(Social Skills Training:SST)
    デイケア、ナイトケア、ナイトホスピタル
    共同作業所の意義
    カウンセリング
    臨床心理士による心理療法

    【III 日常生活を支援する】
    支援の前に
    ごく私的な生活の技術
    世間とのかかわり
    統合失調症者はどこに住まうか
    家へ戻ることができない場合
    退院した人が利用できる生活支援
    精神障害者保健福祉手帳
    訪問型包括的ケア
    医療費の支援が受けられる制度
    法律による判断力弱者への支援
    生活保護

    【IV 就労を支援する】
    本人へのアドバイス
    支援者へのお願い
    公共による就業の支援
    就労を継続するために

    【V 障害年金の受給を援助する】
    公的年金制度の仕組みはなぜ複雑か
    年金制度の構成
    障害年金の種類
    障害年金受給のための要件
    請求の手続き
    障害年金をもらい始めたら
    特別障害給付金(年金以外の給付金制度)

    【VI さすらいの統合失調症―病因の探求】
    古典的な解釈
    現れては消えた多くの外因説
    発達・成育の過程に原因があるのか
    文明がもたらした病か
    文化に責任があるか
    原因は遺伝子か
    神経伝達化学物質がなせる病か
    脳の構造と形態に問題があるのか
    病因究明仮説の前提となった三つの見方

    【VII 統合失調症の予防】
    コミュニケーション機能を育てる
    見通しをつける機能(予測機能)を育てる

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