目の不自由な人の“こころのケア”

出版社: 考古堂書店
著者:
発行日: 2012-03-02
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784874997833
電子書籍版: 2012-03-02
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商品紹介

目の不自由な人には、白杖歩行や点字の技術を身につける前に、こころのケアが必要です。自殺の予防、援助する側が気をつけること、ストレスの解消法などを解説するとともに、視覚障害リハビリテーションについて紹介します。

目次

  • 目の不自由な人の“こころのケア”

    ―目次―

    序章 視覚障害リハビリテーション外来開設までの経緯

    第1章 視覚障害者と自殺
    第2章 死ぬほどつらくても
    第3章 自殺の予防
    第4章 人生の半ばで視覚を失った人のこころの軌跡
    第5章 視覚障害の発症時期や原因疾患で異なるこころのケア
    第6章 白杖、障害者手帳、点字のなかで、
        障害者であることを最も意識するもの
    第7章 すいみん障害
    第8章 うつ病、うつ状態
    第9章 その他のこころに関連した病気
        ―不安障害、パニック障害、過換気症候群―
    第10章 援助する側が気をつけること
    第11章 傾聴、共感、受容
    第12章 障害者の能力・意欲を引き出す
         ―「やってやる」から「見守る」に―
    第13章 医療関係者に望まれること
    第14章 障害者を抱えた家族の方へ
    第15章 ストレスの解消法
    第16章 視覚障害リハビリテーション
    第17章 入院中や外来で試みてほしいこと
    第18章 私たちの行っている“視覚障害リハビリテーション”
         ―リハビリテーション外来とパソコン教室を軸にして―

    終章 希望

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

はじめに

P.7 掲載の参考文献
1) 曽野綾子: 『贈られた眼の記録』 朝日出版社, 東京, 1982.
2) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「中途視覚障害者のリハビリテーション」 (第6報)視覚障害者の心理・社会的問題, とくに白杖, 点字, 障害者手帳, 自殺意識について. 眼紀 52: 24-29, 2001.

序章 視覚障害リハビリテーション外来開設までの経緯

P.11 掲載の参考文献
1) 城山三郎: 『わしの眼は十年先が見える大原孫三郎の生涯』 飛鳥新社, 1994.
2) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「糖尿病網膜症による失明患者の医療機関への要望とリハビリテーション外来」 眼紀 46: 950-953, 1995.

第1章 視覚障害者と自殺

P.17 掲載の参考文献
1) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「糖尿病網膜症による失明患者の医療機関への要望とリハビリテーション外来」 眼紀 46: 950-953, 1995.
2) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「中途視覚障害者のリハビリテーション」 第6報-視覚障害者の心理・社会的問題, とくに白杖, 点字, 障害者手帳, 自殺意識について. 眼紀 52: 24-29, 2001.
3) 赤松恒彦, 中島章, ほか: 「眼科リハビリテーションクリニック10年間の経験より」 臨床眼科 29(2): 177-186, 1975.

第2章 死ぬほどつらくても

P.19 掲載の参考文献
1) トーマス・J・キャロル(松本征二監訳, 樋口正純訳): 『失明』 日本盲人福祉委員会, 1977.

第4章 人生の半ばで視覚を失った人のこころの軌跡

P.25 掲載の参考文献
1) キュブラー・ロス(川口正吉訳): 『死の瞬間』 読売新聞社, 1971.

第5章 視覚障害の発症時期や原因疾患で異なるこころのケア

P.31 掲載の参考文献
1) 簗島謙次: 「ロービジョンクリニック」 コンパクト眼科18, ロービジョンケア, 47-64, 金原出版, 東京, 2004.
2) 高橋 広: 「ロービジョンとは」 樋田哲夫編, 眼科プラクテス14 ロービジョンケアガイド, 6-10, 文光堂, 東京, 2007.
3) 守本典子, ほか: 「ロービジョンの定義確立に向けての提言」 眼紀 51: 1115-1120, 2000.
4) 高橋 広: 『視覚障害者とQOL』 高橋広編, ロービジョンケアの実際-視覚障害者のQOL向上のために(第2版), 9-33, 医学書院, 東京, 2006.

第6章 白杖、障害者手帳、点字のなかで、障害者であることを最も意識するもの

P.34 掲載の参考文献
1) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「中途視覚障害者のリハビリテーション」 (第6報) 視覚障害者の心理・社会的問題, とくに白杖, 点字, 障害者手帳, 自殺意識について. 眼紀 52: 24-29, 2001.

第7章 すいみん障害

P.44 掲載の参考文献
2) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「中途視覚障害者のリハビリテーション」 (第9報) 視覚障害者にみられる睡眠障害とうつ病の頻度, 特徴. 眼紀 55: 192-196, 2004.

第8章 うつ病、うつ状態

P.53 掲載の参考文献
1) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「中途視覚障害者のリハビリテーション」 (第9報) 視覚障害者にみられる睡眠障害とうつ病の頻度, 特徴. 眼紀 55: 192-196, 2004.

第12章 障害者の能力・意欲を引き出す―「やってやる」から「見守る」に―

P.64 掲載の参考文献
1) 渡邊一雄: 『体験的フィランスロピー』 創流出版, 東京, 1994.

第13章 医療関係者に望まれること

P.69 掲載の参考文献
1) トーマス・J・キャロル(松本征二監訳, 樋口正純訳): 『新しい生活を得させるための失明者に対する援助』 失明. 65-70, 日本盲人福祉委員会, 1977.
2) 佐渡一成: 『病歴の重要性』 新井三樹 編, ロービジョンケア・ハンドブック 残存視覚の有効利用と患者のケア, 16-18, メジカルビュー社, 東京, 2000.
3) 若倉雅登: 『失明の告知』 河野友信・若倉雅登編, 中途視覚障害者のストレスと心理臨床, 71-74, 銀海舎, 東京, 2003.

第14章 障害者を抱えた家族の方へ

P.75 掲載の参考文献
1) 米国糖尿病学会(中尾一和, 石井 均監訳): ヘルスケアプロバイダーの燃えつきに対する理解と対応. 『糖尿病診療のための臨床心理ガイド』 193-203, メディカルビュー社, 東京, 1997.

第15章 ストレスの解消法

P.80 掲載の参考文献
1) 松尾 通: 『女の運は「笑顔」でひらける』 主婦と生活社, 東京, 1992.
2) 斎藤茂太: 『人生を変えた感謝の名言』 日本文芸社, 東京, 2006.
3) 外村民彦: 『静坐六十余年-柳田誠二郎氏』 願いを生きる行動する「こころ」の人々, 26-30, 地湧社, 東京, 1984.
4) 村木 弘昌: 『健心・健体・呼吸法』 祥伝社, 東京, 1987.
5) 昇 幹夫: 『笑いは心と脳の処方箋』 リヨン社, 東京, 2006.

第16章 視覚障害リハビリテーション

P.83 掲載の参考文献
1) トーマス・J・キャロル(松本征二監訳, 樋口正純訳): 『失明』 日本盲人福祉委員会, 1977.
2) 上田敏: 『リハビリテーションの思想-人間復権の思想を求めて』 医学書院, 東京, 1987.
3) 山田幸男: 『視覚障害者とリハビリテーション』 山田幸男・小野賢治編, 視覚障害者のリハビリテーション-とくに中途障害者の日常生活のために, 29-42, 日本メディカルセンター, 東京, 1989.

第17章 入院中や外来で試みてほしいこと

P.89 掲載の参考文献
1) 工藤良子, 荒川和子: 『看護・介護で必要な援助とくふう』 高橋広編, ロービジョンケアの実際-視覚障害者のQOLのために(第2版), 285-305, 医学書院, 東京, 2006.
2) 山田幸男: 歩行訓練. 山田幸男・小野賢治編, 『視覚障害者のリハビリテーション-とくに中途障害者の日常生活のために』 43-64, 日本メディカルセンター, 東京, 1989.

第18章 私たちの行っている"視覚障害リハビリテーション"―リハビリテーション外来とパソコン教室を軸にして―

P.100 掲載の参考文献
1) 山田幸男, 大石正夫, ほか: 「糖尿病網膜症による失明患者の医療機関への要望とリハビリテーション外来」 眼紀 46: 950-953, 1995.
2) 山田幸男, 大石正夫, 霜鳥弘道: 手や腕を使った屋内の一人歩き-防御の姿勢, 伝い歩き, 方向の取り方. 『白杖歩行サポートハンドブック』 39-44, 読書工房, 東京, 2010.
3) 簗島謙次: 「ロービジョンの定義』 新井三樹編, ロービジョンケア・ハンドブック 残存視覚の有効利用と患者のケア, 10-11, メジカルビュー社, 東京, 2000.

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