小児脳性麻痺のボツリヌス治療 改訂第2版

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2012-05-20
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784787819260
書籍・雑誌
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商品紹介

多様な有用性をもつボツリヌス治療を解説したシリーズの改訂版。初版以降,「2歳以上の小児脳性麻痺児における下肢痙縮に伴う尖足」「上肢痙縮・下肢痙縮」が相次いで追加適応となり,治療の幅が広がってきている。本書では,治療の知識と手技の実際を,わかりやすい図や写真を使って解説。また長期予後の観点からリハビリテーションの項目を新たに追加した。運動障害児の診療に携わる医師のみならず,看護師,リハビリテーションスタッフにもわかりやすい内容となっている。

目次

  • 小児脳性麻痺のボツリヌス治療 改訂第2版

    ―目次―

    第1章 ボツリヌス毒素の基礎知識と最近の知見
     1.歴 史
     2.ボツリヌス症(botulism)
     3.毒素の構造と作用機序
     4.治療実施手順
     5.抗毒素抗体の検査法
     6.最近の知見

    第2章 小児へのボツリヌス治療総論
     1.どのような小児を治療すべきか
     2.ボツリヌス治療の適応となる病状
     3.慎重投与
     4.治療前の確認事項
     5.治療の実施
     6.治療実施の際の注意事項
     7.副作用・有害事象について
     8.治療効果の評価
     9.まとめ

    第3章 脳性麻痺にみる痙縮・強剛総論
     1.定義および早期発見
     2.脳性麻痺の分類
     3.神経病理
     4.治 療

    第4章 上肢痙縮の治療
     1.どのような小児をボツリヌス治療すべきか
     2.治療目標の設定
     3.用法・用量
     4.手指痙縮の治療
     5.手関節屈曲痙縮の治療
     6.回内痙縮の治療
     7.肘屈曲痙縮の治療
     8.肩甲帯引き込み痙縮の治療
     9.治療後の評価と再投与の基準
     10.ボツリヌス治療後の作業療法
     11.治療事例

    第5章 下肢痙縮の治療
     1.どのような小児を治療すべきか
     2.治療目標の設定
     3.用法・用量
     4.下腿筋痙縮の治療
     5.膝関節屈曲痙縮の治療
     6.大腿内転痙縮の治療
     7.股関節屈曲痙縮の治療
     8.治療後の評価と再投与の基準
     9.ボツリヌス治療後の理学療法
     10.治療事例

    第6章 重症心身障害児(痙性斜頸を含む)の治療
     1.治療目的
     2.用法・用量
     3.重症心身障害児(痙性斜頸を含む)の治療
     4.注意事項
     5.治療効果の評価尺度
     6.治療効果・長期的予後
     7.有害事象
     8.治療事例

    第7章 ボツリヌス治療を生かしたリハビリテーション
     1.脳性麻痺に対する理学療法の概説
     2.ボツリヌス治療への療法士の関与
     3.ボツリヌス治療後の訓練プログラム
     4.治療事例

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