多発性硬化症(MS)診療のすべて

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2012-05-20
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784787818188
書籍・雑誌
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商品紹介

本書は,自己免疫疾患である多発性硬化症の病態や合理的治療の実践に力点を入れた教科書であり,グローバルな視点も備えている。多発性硬化症の臨床における数々の疑問や問題について可能なかぎり免疫生物学的な視点から考察するよう努め,また欧米の教科書を丸写しにせず,実際の診療経験を後輩に伝えるという姿勢を維持し,これらが他にはみられない特徴となっている。臨床医,研究者,医療現場の先生方に活用していただきたい書。

目次

  • 多発性硬化症(MS)診療のすべて

    ―目次―

    第1章 多発性硬化症(MS)の診断と重症度評価
     1 多発性硬化症(MS)の診断―総論
     2 多発性硬化症(MS)の診断―各論
      a 診断の道筋と鑑別診断
      b 画像検査 
      c 機能評価

    第2章 多発性硬化症(MS)の外来診療
     1 外来診療の考えかた  
     2 外来治療,入院治療の判断,退院のタイミング  
     3 治療効果の評価,判定  
     4 外来ステロイドパルス療法  
     5 経口ステロイドの使いかた 
     6 インターフェロン(IFN)療法  
     7 免疫抑制薬の使いかた  
     8 フィンゴリモド(FTY720)  
     9 精神症状への対応  
     10 対症療法  
     11 多発性硬化症(MS)と妊娠・出産 
     12 小児の多発性硬化症(MS)診療  
     13 多発性硬化症(MS)のリハビリテーション  
     14 視神経炎の診断と治療  

    第3章 多発性硬化症(MS)の入院治療
     1 多発性硬化症(MS)の入院治療  
     2 難治性多発性硬化症(MS)/進行型MSに対する治療
      a 血液浄化療法  
      b 免疫抑制療法 

    第4章 視神経脊髄炎(NMO)の臨床
     1 視神経脊髄炎(NMO)の病態 
     2 視神経脊髄炎(NMO)の診断 
     3 視神経脊髄炎(NMO)の治療  

    第5章 海外における治療の現状
     1 海外における治療の現状  
     2 グラチラマー酢酸塩(GA)  
     3 ナタリズマブ  
     4 免疫グロブリン静注療法(IVIG)  

    第6章 多発性硬化症(MS)の理解を深めるために
     1 多発性硬化症(MS)の免疫病態  
     2 自己免疫反応の誘導と制御  
     3 多発性硬化症(MS)と神経変性  
     4 多発性硬化症(MS)の血液診断 
     5 ステロイドの作用機序

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