多関節運動学入門 第2版

出版社: ナップ
著者:
発行日: 2012-05-22
分野: 臨床医学:外科  >  スポーツ医学
ISBN: 9784905168171
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

3,080 円(税込)

商品紹介

ヒトの日常生活における動作・動きのほとんどが,複数の運動器が関与する多関節運動であり,その遂行には運動器官の精巧な構造と機能および制御が不可欠である。本書では,この複雑な多関節運動について,筋電図学的手法を用いた解析などを,多くの図表を用いてわかりやすく解説した。今回の改訂では,姿勢調節や高齢者の転倒に関連する先行随伴性姿勢調節に加えて,糖尿病性末梢神経障害患者における歩行について取り上げ,歩容や歩行の運動療法としての可能性についても言及した。

目次

  • 多関節運動学入門 第2版

    ―目次―

    第1章 人間と身体運動
     1.人体の概観
     2.骨格筋
     3.関 節
     4.骨
     5.運動に関係する感覚器
     6.神経系の構成と役割
     
    第2章 関節運動の成立
     1.関節運動の原動力
     2.関節の回転運動
     3.多関節運動と二関節筋について
     4.二関節筋活動の機能例
     
    第3章 身体運動の発現 
     1.運動発現の源
     2.信号の流れ
     3.神経・筋系
     
    第4章 身体運動の制御
     1.生体の制御
     2.筋収縮にかかわる制御
     3.運動反射
     4.さまざまな運動反射
     
    第5章 随意・多関節運動の制御
     1.随意運動の制御
     2.多関節運動の自動化
     3.運動と姿勢調節
     4.先行随伴性姿勢調節と多関節運動
     5.中枢機構と信号の流れ
     
    第6章 多関節で巧妙な運動
     1.複雑な運動の誕生
     2.多関節運動の特徴
     3. 運動の獲得と熟練
     4.多関節運動のパフォーマンス
     5.多機能性と動作依存性

    第7章 初期重心位置と先行随伴性姿勢調節
     1.水平方向の初期重心位置と先行随伴性姿勢調節
     2.矢状方向の初期重心位置と先行随伴性姿勢調節
     3.矢状方向および水平方向の初期重心位置と先行随伴性姿勢調節
     
    第8章 体性感覚と運動に付随する姿勢調節
     1.体性感覚情報と姿勢反射
     2.姿勢制御と身体図式
     3.平衡感覚と体性感覚
     4.振動刺激と姿勢制御
     5.運動中の姿勢平衡の安定に貢献する指触覚
     6.体性感覚が先行随伴性姿勢調節に及ぼす影響
     
    第9章 身体の機能低下と動的姿勢調節の変化
     1.加齢と動的姿勢調節
     2.加齢による筋機能低下を防ぐ
     3.筋疲労と動的姿勢調節
     
    第10章 歩行運動−糖尿病性末梢神経障害患者における歩行−
     1.糖尿病性末梢神経障害の発症と進行
     2.糖尿病性末梢神経障害患者の歩行の特徴
     3.歩行の運動療法としての可能性

最近チェックした商品履歴

Loading...