精神科と私

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2012-06-05
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784521734910
電子書籍版: 2012-06-05 (初版第1刷)
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商品紹介

1970年代の「スチューデント・アパシー」や「退却神経症」,「笠原・木村のうつ病分類」などで広く知られる著者は,京都・名古屋の国立・私立大学医学部で,医学研究や教育に40年以上携わったあと,市中の精神科クリニックにて,14年間「診療一筋」の生活を続けている。持論であった「外来精神医学」を実践している現在,あらためて精神科医としての60年を振り返る。

目次

  • 精神科と私

    ―目次―

    第一章
     医学生の精神科医という職業選択―逡巡と決断

    第二章
     新人医師生活―病棟の重症患者に出会い、ショックを受ける。
     それまで心酔していた精神分析では通じないと覚える

    第三章
     大阪ミナミ体験。鬼軍曹(?)的な講師から、
     神経学の初歩とヤスパース「精神病理学総論」と両方を仕込まれる

    第四章
     母校へ帰り新任教授の下で精神病理学(精神医学的心理学)を
      専攻する。
     分裂病発病の際の心因論的側面というテーマをもらい難渋する

    第五章
     薬物療法の時代始まる―それまで病棟でじっとしていた
      統合失調症の人が動き出し、会話が可能になり、
      コンタクトがとれるようになる。
     うつ病の外来患者が増える。うつ病の病前性格研究おこる

    第六章
     神経内科という診療科が独立し神経精神医学から
      神経学の比重が減る。
     それとともに、本来の「精神医学とは何か」を
      より真剣に問うようになる

    第七章
     診療体制の変化が生じる―一九五〇年制定の精神衛生法の影響が
      除々に出始める。
     私立精神科病院が全国に多数設立され、
      病床数が三万から三〇万に激増する

    ほか

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