呼吸器病学の内容を、その重要度によって必須、ポイント、Step up の3 段階に分けて解説するテキストです。つまり国家試験で考えれば、「必須」は絶対、「ポイント」は必要、「Step up」は補足の知識であり、実地臨床では基礎となるコア知識、呼吸器科医として必要な知識、補足となる知識に分類されます。文章は箇条書きとし、重要な項目は表にまとめ、図を増やして理解を助けます。本書「呼吸器病学」は医学生のテキスト・参考書として書かれたものですが、呼吸器内科を回る研修医や、呼吸器に関心の高いパラメディカルの方が呼吸器のコア知識を学ぶテキストとしても好適です。