PEECガイドブック

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2,860 円(税込)

商品紹介

本書は、救急外来や救急病棟・救命救急センターの医療スタッフ(とくに研修医と看護師)を対象に、精神科医のいない状況でも、精神科的症状を呈する患者へ、安全で患者にとっても安心な“標準的”初期診療ができるためのガイドブックであり、「PEEC(ピーク)」とよばれる同教育コースのテキストにあたります。

目次

  • PEECガイドブック

    ―目次―

    I章 総 論
     1 救急医療における精神症状評価の必要性とその実態について
     2 精神症状や心理的危機を有する患者の初療アルゴリズム
     3 自殺未遂患者への対応
     4 自傷・他害のおそれのある患者への対応
     5 昏迷状態患者への対応
     6 アルコール・薬物依存が疑われる患者への対応
     7 医療者に対してトラブルを引き起こす患者への対応
     8 身体的治療の実際
     9 違法薬物摂取が疑われる患者の診療で留意すべき法的問題
     10 救急医療における行動制限(抑制・拘束)
     11 救急患者にみられる精神症状に対する病院前救護の要点
     12 救急患者にみられる精神症状に対する救急看護の要点
     13 救急医療におけるソーシャルワーカーの役割
     14 救急医療における臨床心理士の役割
     
    II章 コース開催の概略、カリキュラム、必要物品、運営のコツ
     1 PEECコース開催の実際
     
    III章 ケースシナリオ
     事例1 大量服薬を繰り返すパーソナリティ障害の事例、
         身体的な治療継続が必要だが、退院要求が強い事例
     事例2 自殺企図により搬送された50代男性の事例
        (混乱した家族のケアが必要であった事例)
     事例3 合併する統合失調症により不穏・興奮を示す事例 
         ICUにおいて鎮静抵抗が強く、追加の抗精神病薬投与
         など対策を行う必要がある事例
     事例4 睡眠薬の過量服用によって搬送され,尿検査で
         アンフェタミンが検出された30代女性の事例
     事例5 アルコール中毒の事例(大量連続飲酒を続けて、
         救急に入院したのちに離脱せん妄をきたすような事、
         退院後の精神科受診をかたくなに拒否している事例
     事例6 意識障害との鑑別が難しい転換性障害の事例
         (いわゆるヒステリーの事例)
          ─今後の精査・治療へつなぐための方略─
     事例7 過換気症候群・パニック発作による頻回受診の例
     
    IV章 精神科救急医療、自殺関連問題に関する話題
     1 精神科救急医療体制とその課題
     2 自殺企図者のケアに関する医療システム、相談窓口、社会資源
     3 わが国の自殺対策・自殺未遂者対策の経緯
     4 自殺で遺された人への支援
     5 自殺事故に関連した医療スタッフのケア

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