看護のための医学

出版社: ライフサポート社
著者:
発行日: 2012-06-25
分野: 看護学  >  看護学一般
ISBN: 9784904084267
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
品切れ

3,080 円(税込)

商品紹介

本書は、要素還元主義に基盤を置く医学モデルが得意とする臓器別という視点ではなく、人間の日常生活行動、具体的には「呼吸」「食事」「排泄」「清潔」「睡眠」「移動」という視点から、それらと直結する医学的知識を解説しています(「看護に奉仕する医学」と著者は位置づけています)。ここに、看護と医学の融合を目指すという本書の目的があり、また特徴があります。看護学の初学者はもとより、臨床(病院および在宅)のナースの学習を助け、人間を全体的存在として(as a whole)とらえ、「患者の命を守り、暮らしを支える」実践を提供していくためのテキストとして最適です。

目次

  • 看護のための医学

    ―目次―

    第1部 看護に必要な医学の基礎知識
    1. 「呼吸」(呼吸器系)をめぐる基礎知識
      呼吸のしくみ/肺胞とガス交換のしくみ
    2. 「食事」(消化器系と栄養・代謝)をめぐる基礎知識
      消化と吸収のしくみ/代謝のしくみ
    3. 「排泄」(消化器系、泌尿器系)をめぐる基礎知識
      排便のしくみ/排尿のしくみ
    4. 「清潔」(皮膚・粘膜、免疫系、感染)をめぐる基礎知識
      皮膚と粘膜のしくみ/感染と免疫のしくみ
    5. 「睡眠」(神経系と意識・睡眠)をめぐる基礎知識
      中枢神経のしくみ/意識と睡眠のしくみ
    6. 「移動」(筋・骨格系と運動器系)をめぐる基礎知識
      骨と関節のしくみ/筋のしくみ
     
    第2部 看護と医学の融合─事例から学ぶ
     「呼吸」をめぐる基礎知識
     ●事例A:慢性閉塞性肺疾患(肺気腫)と診断された
          患者のケアから
     ●事例B:肺がんのために化学放射線療法を受ける
          患者のケアから
          「食事」をめぐる基礎知識
     ●事例C:胃がんで手術を受ける患者のケアから
     ●事例D:2型糖尿病で食事を中心とした自己管理が必要な
          患者のケアから
          「排泄」をめぐる基礎知識
     ●事例E:直腸がんのため人工肛門を造設した患者のケアから
     ●事例F:直腸がんのために低位前方切除術を受けた
           患者のケアから
       「活動(移動)」、「清潔」、「睡眠」をめぐる基礎知識
     ●事例G:脳梗塞後遺症のため、在宅療養をしている
          高齢患者のケアから

最近チェックした商品履歴

Loading...