司法精神医学の現在

出版社: 日本評論社
著者:
発行日: 2012-09-30
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784535983700
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

3,520 円(税込)

商品紹介

世界に類を見ない精神科病床35万の問題の根源は精神保健福祉法に内在する数々の矛盾にある。体系的に学べる初のテキストが誕生!

目次

  • 司法精神医学の現在

    ―目次―

    第1部:「精神病院」か刑務所か
     第1章 精神保健福祉法通報制度の仕組みとその運用の現状
     第2章 受け皿としての精神科病院の現状
     第3章 通報制度はいかにして強化されてきたか
     第4章 精神医療現場の状況といわゆる「処遇困難患者」の実態
     第5章 池田小学校事件の真相

    第2部:司法精神医学からみた精神保健福祉法
     第6章 「精神障害者」の定義と強制処遇
     第7章 法的手続きの遵守という課題
     第8章 都道府県による精神科病院の設置義務と政策医療
     第9章 犯罪と他害はとこがちがうのか

    第3部:医療観察法の成立意義とその仕組み
     第10章 英国の司法精神医療
     第11章 医療観察法と精神保健福祉法通報制度との関係
     第12章 医療観察法における責任体制とその考え方
     第13章 医療観察法によって処遇困難患者はどのように変わったか
     第14章 医療観察法の今後

    第4部:司法精神医学の課題
     第15章 司法精神医学用語の定義を試みる
     第16章 「犯罪白書」の盲点と精神障害者問題
     第17章 精神鑑定から見えてくること

    第5部:「刑罰法令に触れる行為」に対する処遇システムを
          いかに構築するか―群馬県の挑戦
     第18章 群馬県精神科救急情報センターの成立とその意義
     第19章 群馬県精神科救急情報センターの活動内容
     第20章 群馬県ならびに全国における医療観察法対象者の予測
     第21章 処遇システムはどこまで構築されたか

    稿を終えるにあたって―精神医療改革の道筋を考える

最近チェックした商品履歴

Loading...