司法精神医学の現在
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目次
- 司法精神医学の現在
―目次―
第1部:「精神病院」か刑務所か
第1章 精神保健福祉法通報制度の仕組みとその運用の現状
第2章 受け皿としての精神科病院の現状
第3章 通報制度はいかにして強化されてきたか
第4章 精神医療現場の状況といわゆる「処遇困難患者」の実態
第5章 池田小学校事件の真相
第2部:司法精神医学からみた精神保健福祉法
第6章 「精神障害者」の定義と強制処遇
第7章 法的手続きの遵守という課題
第8章 都道府県による精神科病院の設置義務と政策医療
第9章 犯罪と他害はとこがちがうのか
第3部:医療観察法の成立意義とその仕組み
第10章 英国の司法精神医療
第11章 医療観察法と精神保健福祉法通報制度との関係
第12章 医療観察法における責任体制とその考え方
第13章 医療観察法によって処遇困難患者はどのように変わったか
第14章 医療観察法の今後
第4部:司法精神医学の課題
第15章 司法精神医学用語の定義を試みる
第16章 「犯罪白書」の盲点と精神障害者問題
第17章 精神鑑定から見えてくること
第5部:「刑罰法令に触れる行為」に対する処遇システムを
いかに構築するか―群馬県の挑戦
第18章 群馬県精神科救急情報センターの成立とその意義
第19章 群馬県精神科救急情報センターの活動内容
第20章 群馬県ならびに全国における医療観察法対象者の予測
第21章 処遇システムはどこまで構築されたか
稿を終えるにあたって―精神医療改革の道筋を考える