遺伝子医学MOOK(23) 臨床・創薬利用が見えてきたmicroRNA

出版社: メディカルドゥ
著者:
発行日: 2012-09-30
分野: 基礎・関連科学  >  遺伝/遺伝子
ISBN: 9784944157532
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
品切れ

5,762 円(税込)

商品紹介

non-coding RNAの一種であるmicroRNAは、生命現象の微調整役として多くの遺伝子やタンパク質の発現制御に関与しています。また、microRNAを対象にした医薬品開発も目覚ましい進展をみせています。
本書ではmicroRNAがもたらすメガインパクトを、この領域の第一線の研究者の方々によって、疾患の診断と治療の両面から徹底的に分析していただいております。

目次

  • 遺伝子医学MOOK(23) 臨床・創薬利用が見えてきたmicroRNA

    ―目次―

    第1章 microRNA診断
    1.肝疾患におけるmiRNA診断
     2.肺がんにおけるmiRNA診断
     3.糸球体腎炎におけるmiRNA診断の展望
     4.神経変性疾患に関与するmiRNAとその臨床応用への可能性
     5.整形外科疾患におけるmicroRNA
     6.乳がんにおけるmicroRNA診断
     7.小児疾患におけるmiRNA診断
     8.血液疾患におけるmiRNA診断の応用
     9.胃がんにおけるmiRNA診断
     10.腎がんにおいて異常発現するmiRNAとその機能
     11.眼疾患におけるmiRNA
     12.大腸がんにおけるmiRNA診断
     13.血清中microRNAを用いた炎症性腸疾患の診断
     14.膵がん領域におけるmiRNA研究
     15.脳腫瘍におけるmiRNA
     16.妊娠におけるmiRNA診断 :
        胎盤特異的miRNAと妊娠高血圧症候群の発症予知
     17.疼痛と神経疾患による脳内miRNA発現変動 :
        中枢性疾患の診断基準としてのmiRNA

    第2章 microRNA治療
     1.miR-146による関節炎モデルにおける骨破壊抑制
     2.がん抑制的miRNAs - 効率な単離法から機能解析まで -
     3.マイクロRNAによるがん幹細胞標的治療
     4.miR-22による乳がんモデルマウスを用いた増殖・転移抑制
     5.膀胱がんに対するmiRNA治療の可能性
     6.マイクロRNAによるがん転移予防への展開
         - miR-143による骨肉腫肺転移抑制効果と
         その標的遺伝子の同定 -
     7.分泌型microRNAによる新たな細胞間コミュニケーション :
        エクソソームを用いたmicroRNA治療への挑戦
     8.核酸医薬などのドラッグデリバリーをめざした
        磁性ナノコンポジットの創製
     9.2’-OME RNAオリゴを基盤とした独特の二次構造をもつ
        新規microRNA阻害剤S-TuD
     10.miRNA制御ウイルスによるがん細胞特異的治療法の開発
     11.microRNAによる遺伝子発現制御システムを搭載した
        アデノウイルスベクターの開発
     12.miRNAによるiPS細胞作製と再生医療への展開
     13.miRNAによる抗がん剤感受性増強効果
     
    第3章 microRNA創薬
     1.アテロコラーゲンによる核酸医薬デリバリー開発
     2.miRNA医薬開発の現状と展望
     3.がんにおけるmiRNA生合成機構の異常と治療標的としての可能性
     4.がん抑制型microRNAを基点としたがん分子ネットワークの
        解明とがんの新規治療戦略

最近チェックした商品履歴

Loading...