「食べる」介護がまるごとわかる本

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2012-11-05
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784840441544
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

1,980 円(税込)

商品紹介

寝たきりになっても、命の基本である「食べる」ことを楽しんでほしい―介護者はそう願っている。そのためには、食べる機能を客観的に把握し、正しく介助しなければならない。むせ、食べこぼしなど食事の困りごと解決策から口腔ケアまで、食べる介護をすべて教える一冊。

目次

  • 「食べる」介護がまるごとわかる本
     
    ―目次―

    ■第1章「食べる」の根幹、口腔機能
    ●1 食べて、呼吸する口とのど
    ・介護の現場は摂食機能障害との戦い
    ・口やのどを使って食べる意義
    ●2 摂食・嚥下の仕組みを知ろう
    ・摂食・嚥下には多くの神経や筋肉がかかわる
    ●3 誤嚥、甘く見てはいけない
    ・誤嚥は肺炎や窒息につながる
    ・誤嚥性肺炎とは
    ●4 その口の動き、反射かも
    ・咬反射と吸啜反射
    ●5 嚥下機能を客観的に評価する
    ・介護しながら調べる
    ・内視鏡やレントゲンで調べる
    ●6 介護の現場で今日からできること
    ・食べる能力を客観的に見極める
    [Column]
    ・胃ろうを造設するかしないか、判断の基準

    ■第2章「食べる」の困った! 状況別解決法
    ●困った!その1 むせる
    ・まずチェック>何によってむせているか
    ・解説>水様物でむせる─タイミングが合わない
    ・対策>タイミングを合わせるには
    ・対策>タイミングを合わせる訓練─息こらえ嚥下
    ・解説>固形物でむせる─嚥下のパワー不足
    ・対策>パワー不足を補うには
    ・対策>のどにパワーをつける体操
    ・解説>自分の唾液でむせる
    ・「むせ」の状態別 原因と食事の際の注意点
    ●困った!その2 食べこぼす
    ・まずチェック>どんなときに食べこぼす?
    ・解説>口まで運ぶ間にこぼす
    ・対策>こぼさないように口元に運ぶには
    ・解説>口に入れるときにこぼす
    ・対策>こぼさずに食べ物を捕らえるには
    ・解説>咀嚼している間にこぼす
    ・対策>咀嚼時にこぼさないために
    ・解説>嚥下時にこぼす
    ・対策>嚥下時の食べこぼしを減らす
    ・対策>食べこぼしを防ぐ訓練
    ・「食べこぼし」の状態別 原因と食事の際の注意点
    ●困った!その3 口の中にためこむ
    ・まずチェック>どんな様子でためこんでいるか
    ・解説>「ためこみ」が起こるのはどんなときか
    ・対策>ためこみを防ぐには
    ・対策>ためこみを防ぐ訓練
    ・「ためこみ」の状態別 原因と食事の際の注意点
    ●困った!その4 噛まない・丸飲みする
    ・解説>どんな場合に起こる?
    ・対策>丸飲みを防ぐには
    ・対策>丸飲みを防ぐ訓練
    ・「丸飲み」の状態別 原因と食事の際の注意点
    ●困った!その5 認知症がある場合の摂食・嚥下障害
    ・解説>認知症のタイプにより異なる
    ・対策>認知症がある場合の工夫
    ・解説>摂食・嚥下障害が急に起こったとき
    ●その他の疾患による摂食・嚥下障害
    ・脳卒中後のまひ
    ・パーキンソン病
    ●カタログ
    ・安全に食べる
    ・便利な食器
    [Column]
    ・嚥下後に小さく咳を
    ・吸いながら食べるのは誤嚥のもと
    ・口の中の感覚が低下して食べこぼす
    ・食の自立か、介助か
    ・規則的な上下運動。それ、噛めてるの?
    ・食事時間は長くても30 分から40 分くらいに
    ・「口から食べられなくなったら」というけれど
    ・体重減少をどうとらえるか
    ・食欲がなくなるとき

    ■第3章「食べる」を支える口腔ケア
    ●1 口腔ケアはどうして重要か
    ・口の中がこんなに汚れる理由
    ・誤嚥性肺炎を予防するために磨く
    ●2 口腔ケアの実践法
    ・口腔ケアのやりかた
    ・確実に水分を回収する
    ・歯磨きの頻度は
    ・定期的に専門家のチェックを
    ・入れ歯のケア
    ・便利な口腔ケアグッズ
    [Column]
    ・歯磨き剤は使うべき?
    ・1週間入れなければ入れ歯は合わなくなる?!

    ■第4章こんなときどうする?「食べる」介護のQ&A
    ●現場の疑問にお答えします
    ・Q1 自分の歯がなくなったら、
       入れ歯を使わなければ噛めないの?
    ・Q2 誤嚥することが多くなり、とろみ食を導入したいのですが、
       ご家族の理解が得られません。どう説明すれば?
    ・Q3 とろみ食の方が「なんとか普通の食事をしたい」と
       おっしゃいます。普通の食事を食べてもらって
       練習してもいいですか?
    ・Q4 食事での誤嚥や窒息を起こさないために、食べ物の形状や
       量を工夫し、細心の注意をはらっていますが、
       最も必要なことはどんなこと?
    ・Q5 口の体操は、食べる機能の回復に有効でしょうか?

最近チェックした商品履歴

Loading...