すべての内科医が知っておきたい 神経疾患の診かた、考え方とその対応

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2013-01-01
分野: 臨床医学:一般  >  プライマリケア
ISBN: 9784758115025
書籍・雑誌
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5,720 円(税込)

商品紹介

日常診療でよく出会う神経症状や神経疾患の診察,鑑別から治療,コンサルテーションのポイントまで,考え方と対処法を解説。神経内科を専門としない方が迷わず診察を進めるために必要な知識を一冊に凝縮!

目次

  • すべての内科医が知っておきたい
    神経疾患の診かた、考え方とその対応

    ―目次―

    第1章 総論・診断の道筋と診療のためのミニマムエッセンス
     1.診断の流れの大枠 
     2.神経内科診療の特徴 
     3.神経学的診察法の概要 

    第2章 よくある主訴・症状への対応
     1.頭が痛い(頭痛) 一次性頭痛か,二次性頭痛か
     2.顔と眼の攣縮 眼瞼痙攣と片側顔面痙攣 
     3.ものがだぶって見える(複視) 脳? 脳神経? 筋? 
     4.嚥下困難 どの相の障害か 
     5.言葉のもつれ 構音障害か失語性の発話障害か 
     6.手足のふるえ どのような状況でみられるか 
     7.手足の脱力 脱力の診断の出発点は,
       原因レベル(中枢性?神経原性?筋原性?)の特定 
     8.手足がうまく使えない 麻痺・筋力低下のない場合 
     9.手足のしびれ 解剖学的に考える 
     10.めまい,ふらつき 末梢性か中枢性か 
     11.歩行障害 責任病巣はどこか 
     12.痙攣 全身性か局所性か,意識障害はあるかないか 
     13.意識障害 診かた・鑑別・すぐ必要な処置 
     14.気を失った(失神) ほんとうに失神か 
     15.記憶障害(物忘れ,健忘) 
        どのような発症形式か,随伴症状はあるか 
     16.行動の異常(せん妄) 低活動型か過活動型か 
     17.不眠 不眠を診分ける 
     18.脳死判定 除外基準,評価項目は何か 

    第3章 知っておくべき神経疾患
     1.脳卒中?:脳梗塞,一過性脳虚血性発作 
     2.脳卒中?:脳出血,くも膜下出血,もやもや病 
     3.脊椎脊髄疾患 
     4.Alzheimer型認知症 
     5.レビー小体型認知症と前頭側頭型認知症 
     6.血管性認知症,正常圧水頭症 
     7.中枢神経系感染症 
     8.Parkinson病 
     9.Parkinson症候群(パーキンソニズム) 
     10.脊髄小脳変性症 
     11.運動ニューロン疾患 
     12.筋無力症 重症筋無力症,Lambert-Eaton症候群 
     13.多発性硬化症,視神経脊髄炎 
     14.不随意運動をきたす疾患 
        Huntington病,顔面痙攣/眼瞼痙攣,痙性斜頚/
        書痙,本態性振戦 
     15.てんかん 
     16.末梢神経疾患 
     17.顔面神経麻痺,外転神経麻痺,滑車神経麻痺,
        その他の脳神経麻痺 
     18.よくみるニューロパチー 
     19.筋疾患(ミオパチー) 
     20.頭痛・顔面痛 片頭痛,緊張型頭痛,群発頭痛,三叉神経痛
     21.プリオン病・亜急性硬化性全脳炎 
     22.めまい BPPV を中心に 

    第4章 一歩進んだ診察のために知っておきたい疾患
     1.進行性多巣性白質脳症 
     2.副腎白質ジストロフィー 
     3.ウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病) 
     4.肥厚性脳・脊髄硬膜炎 
     5.急性散在性脳脊髄炎 
     6.痙性対麻痺 
     7.HAM(HTLV-1関連脊髄症) 
     8.ミトコンドリア病(ミトコンドリア脳筋症) 
     9.脊髄空洞症 
     10.慢性硬膜下血腫 

    第5章 神経症状を呈する他分野の疾患
     1.甲状腺と神経症状 
     2.膠原病 
     3.がんに関連する神経症状 
     4.糖尿病による神経症状 
     5.肝性脳症など,代謝異常と神経症状 
     6.Wernicke脳症など,ビタミン欠乏症と神経症状 
     7.薬物による神経症状 

    第6章 診療のための重要な検査
     1.髄液検査 
     2.脳波 
     3.神経伝導検査と筋電図検査 
     4.自律神経機能検査 
     5.筋生検と神経生検 
     6.遺伝子診断(遺伝子検査) 

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