ソーシャル・キャピタルで解く社会的孤立
商品紹介
「無縁社会」といわれる今日、いかに孤立を防ぐかが喫緊の課題であるが，既存の国や自治体による政策主導の支援，住民の主体性に期待した自助努力を前提とした地域福祉システムのあり方には限界があるのが現状である。そこで，本書では、ますます大きな問題となる孤立高齢者の対策として持続可能なソーシャルビジネスによる支援の可能性を検討し、今後の政策のあり方を展望する。
目次
- ソーシャル・キャピタルで解く社会的孤立
―目次―
序 章 社会的孤立と社会参加
第１部 孤立する人々
第１章 人のつながりと広がり
第２章 孤立する人々の特性
第３章 地域別にみる孤立高齢者の特性
第４章 孤立高齢者が抱える生活・心理上の課題
第２部 高齢者の健康とソーシャル・キャピタル
第５章 ソーシャル・キャピタルと健康
第６章 ｢健康な街｣の条件
第７章 ソーシャル・キャピタルの政策的含意
第３部 地域における重層的な孤立予防戦略
第８章 高齢者の安否確認と孤立死予防策
第９章 地域包括支援センターと住民の連携
第10章 孤立予防プログラムの開発
第４部 ICTとソーシャルビジネスの活用
第11章 地域コミュニティとインターネット
第12章 地域あんしんシステムとソーシャルビジネス
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