乳幼児期の自閉症スペクトラム障害
商品紹介
乳幼児期を中心とした自閉症スペクトラムの研究成果・応用事例の最前線！！ 診断とアセスメント、療育、ケース・スタディや医学・神経学，家族支援といった多岐にわたる研究の知見を盛り込んだ早期発見と治療教育の成果を紹介。
目次
- 乳幼児期の自閉症スペクトラム障害
―目次―
第１章 乳幼児期における自閉症スペクトラム障害
診断概念としての自閉症
臨床現象学
診断とスクリーニングへの影響
要約と結論：早期発見の意義
謝辞
第２章 診断のアセスメント
初期の定型発達
ASD の早期のアセスメント
ASD のスクリーニング
ASD の早期診断
結論
謝辞
第３章 認知・適応スキルのアセスメント
発達の中心領域
発達アセスメントの構成要素
ASD 幼児に対する検査の課題
構造化アセスメントにおける親の役割
発達的知見の解釈と報告
ASD 幼児の発達的スキル
ASD 幼児の機能の適応レベル
診断を検討する際の発達アセスメントの役割
結論
付記
第４章 コミュニケーションの発達とアセスメント
前言語的コミュニケーションの発達
言語理解
初語
ASD における初期コミュニケーションのアセスメント
要約と示唆
謝辞
第５章 感覚─運動問題の理解，アセスメント，そして治療
文献レビュー
アセスメント
教育的介入
結論
謝辞
第６章 生後2年目に初めて評価を受けた子どもの事例研究
ヘレンのケース
ニックのケース
ジョンのケース
考察
結論
第７章 療育への発達的アプローチ
ASD 児の中核的対人コミュニケーション障害
ASD の中核的障害と脳の発達，学習環境の相互作用
ASD 乳幼児のための療育の有意な成果の測定尺度
ASD 乳幼児への実証された療育の重要性
行動療法から発達的方法への支援介入方法の連続性
発達的方法のキーとなる特徴
対人コミュニケーションに向けた発達的枠組: 目標と方法
自閉症に伴う中核的障害を焦点に
家族のニーズと関心と優先権に合わせた家族中心のアプローチ
平常の環境における療育
日常主義的な指導方法
ASD 乳幼児への発達的療育にとって何が確証の基盤になるのか？
結論と今後の方向
第８章 治療への自然主義的行動アプローチ
ASD 幼児に対する治療に関する考察
早期介入における行動モデル
治療実施のための文脈的考察
まとめ
第９章 賛否両論ある治療法
賛否両論治療法を確立された治療法と区別する
ASD 児への一般的な賛否両論治療法
科学団体への示唆
臨床実践への示唆
結論的コメント
謝辞
第10章 自閉症の医学
診断とスクリーニングにおける問題点
自閉症の原因
自閉症と各種疾患
自閉症の乳幼児の医学的評価
脳波，誘発電位，および脳の大きさ
アメリカにおける保健医療サービスの問題点
要旨
第11章 家族への支援
診断の過程において家族を支援する
親が適切な教育サービスを得ようとする際の支援
法的な考慮事項
家族への影響
さいごに
第12章 研究の好機─構想と将来の方向
索引
イェール大学子ども研究センターと自閉症研究
翻訳にあたって
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