感染症はこう叩け!

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2013-05-01
分野: 臨床医学:内科  >  感染症/AIDS
ISBN: 9784521737034
書籍・雑誌
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3,300 円(税込)

商品紹介

抗菌薬の使い方は若手ドクターが頭を悩ます共通のテーマです.本書では抗菌薬の基本的知識から,診療科/感染症別に抗菌薬使用のポイントを,ワンテーマ見開き2頁で解説します.どこから読んでもOK.前著『抗菌薬はこう使え!』と併せて読めば,あなたも抗菌薬使用のプロになれます.

目次

  • 感染症はこう叩け!

    ―目次―

    第1章 抗菌薬を知りつくす
     ペニシリン系薬
      1-1 ペニシリンはどのようにして菌を殺すか?
      1-2 ペニシリンの抗菌活性は種類で変わる
      1-3 ペニシリン系薬の苦手な耐性菌
      1-4 こんな感染症にはペニシリン系薬を
      1-5 ペニシリン系薬はこう使え
      1-6 β-ラクタマーゼ阻害薬配合の意味
      1-7 ペニシリンは最も安全な抗菌薬
     セフェム系薬
      2-1 セフェム系“ 第何世代” とはどんな意味?
      2-2 経口セフェム系薬は投与量に気をつけろ
      2-3 注射用セフェム系薬は世代と使い方に注意
      2-4 セフェム系薬選択時には耐性菌を念頭に
      2-5 術前,術後の使い方
      2-6 セフェム系薬,こんな感染症にはよく効く
      2-7 セフェム系薬は比較的安全な薬剤
     アミノ配糖体
      3-1 アミノ配糖体を再評価する
      3-2 アミノ配糖体が得意な菌と苦手な菌
      3-3 アミノ配糖体は投与方法と量に注意が必要
      3-4 アミノ配糖体はこう使え
      3-5 TDM を活用しよう
      3-6 アミノ配糖体は腎毒性と耳毒性に注意
     カルバペネム系薬
      4-1 カルバペネム系薬の特徴は広域スペクトル
      4-2 カルバペネム系薬を何種類用意するか
      4-3 カルバペネム系薬は「伝家の宝刀」か?
      4-4 カルバペネム系薬は%TAM に規定される
      4-5 カルバペネム系薬の使いすぎには注意を
      4-6 カルバペネム系薬では中枢神経障害に注意
     キノロン系薬
      5-1 キノロン系薬はどのようにして菌を殺すのか
      5-2 古いキノロン系薬と新しいキノロン系薬
      5-3 キノロン系薬の得意な菌と苦手な菌
      5-4 キノロン系薬は横隔膜より下から上へ
      5-5 キノロン系薬は高用量を1 日1 回
      5-6 キノロン系薬は小児への使用に注意
     マクロライド系薬
      6-1 員環によるマクロライド系薬の違いは
      6-2 マクロライド系薬が得意な菌と苦手な菌
      6-3 マクロライド系薬は非定型菌によく効く
      6-4 マクロライド系薬の上手な使い方
      6-5 マクロライド系薬で注意すべき副作用
      6-6 抗菌薬として以外のマクロライド系薬の意外な作用
     抗MRSA薬
      7-1 抗MRSA 薬の種類と特徴
      7-2 このMRSA 感染症にはこの薬剤
      7-3 “TDM” で抗MRSA 薬を上手に使う
      7-4 抗MRSA 薬の使いすぎに注意
      7-5 抗MRSA 薬は腎機能障害に注意
     番外編 知っておくと意外に便利な抗菌薬
      8-1 幅広い抗菌活性をもつミノサイクリン
      8-2 マクロライド系薬に似たクリンダマイシン
      8-3 β-ラクタム系薬に似たアズトレオナム

    第2章 感染症はこう叩け! 95
     全身性
      1-1 敗血症/ 血液培養検査は2セット,2か所で治療を開始
      1-2 感染性心内膜炎/不明熱で見逃してはいけない感染症
     中枢神経
      2-1 細菌性髄膜炎/ありふれた頭痛と発熱に潜むのは
     呼吸器
      3-1 インフルエンザ/状況に応じて新しい薬剤を正しく使う
      3-2 急性気管支炎/安易な抗菌薬投与が耐性菌を生む?
      3-3 慢性気管支炎/急性増悪時の抗菌薬はどう選ぶ?
      3-4 市中肺炎/増加を続ける薬剤耐性肺炎球菌
      3-5 院内肺炎/ガイドラインはなぜ守られないのか
      3-6 医療・介護関連肺炎/わが国における薬剤選択の基準は?
      3-7 肺結核/時代とともに変化する結核治療
      3-3 非結核性抗酸菌症/ 治療法の画期的進歩がない肺MAC症
      3-9 肺真菌症/飛躍的に進歩した新薬の位置づけ
     消化器
      4-1 消化管感染症/抗菌薬治療の対象となる疾患は
          意外と少ない?
      4-2 細菌性腹膜炎/外科で最も多く遭遇する感染症
      4-3 急性胆?炎,胆管炎/重症例は早期に外科的治療を!
      4-4 消化管寄生虫症/いまでも忘れてはいけない感染症
     泌尿器
      5-1 単純性膀胱炎/急性の経過をとることが多い
      5-2 複雑性尿路感染症/多剤耐性菌が感染することもある
      5-3 腎盂腎炎/宿主が要因となり重症化する
      5-4 性行為感染症/多様化する社会とともに存在する
     耳鼻咽喉
      6-1 急性扁桃炎,咽頭炎/いわゆる「かぜ症候群」の
          症状と抗菌薬
      6-2 急性副鼻腔炎/軽症例に抗菌薬の効果は期待できないが
      6-3 中耳炎/小児と成人ではどう違う?
     整形外科
      7-1 化膿性脊椎炎/内科で最も遭遇する整形外科的感染症
      7-2 感染性関節炎/ 関節の障害を可能なかぎり防ぐには
     皮膚
      8-1 壊死性筋膜炎/見逃してはいけない皮膚軟部組織感染症
     その他の感染症
      9-1 動物咬傷による感染症/ペットブームによって増加傾向
      9-2 輸入感染症/グローバル化とともに上陸した熱病
      9-3 急性HIV感染症/本当に「かぜ」の患者なのか?
      9-4 薬剤熱/時に感染症と間違えてしまう理由

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