脳卒中上下肢痙縮 Expert ボツリヌス治療

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2013-08-30
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784787820365
書籍・雑誌
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4,950 円(税込)

商品紹介

脳卒中患者のリハビリテーションで重要な上下肢痙縮治療におけるボツリヌス治療は,脳卒中治療ガイドラインでもグレードAに推奨されており,2010年秋に本療法が保険適用となった.しかし標準的な治療方法がなく投与部位,投与量などは医師によって異なり,各自が創意工夫して診療にあたっている現状がある.本書は,多くの症例にボツリヌス治療を施行している第一線の医師の投与方法や工夫やコツなど診療の実際を紹介し,日常診療の参考とするための書籍.

目次

  • 脳卒中上下肢痙縮 Expert ボツリヌス治療

    ―目次―

    総 論
    ボツリヌス治療の現状と課題 
    はじめに 
    1.ボツリヌス治療 −わが国の治療成績− 
      1)上肢痙縮の治療 
      2)下肢痙縮の治療 
      3)上下肢痙縮の同時治療 
      4)欧米での投与量 
    2.ボツリヌス治療 ―現在の問題点― 
      1)注射方法など 
      2)治療時期 
      3)目的の達成度 
      4)経済的問題 
    3.リハビリテーションをどのように行っていくべきか? 

    各 論
    I.上肢の治療
     1.手関節・手指関節屈筋群への治療(標準的な投与量)を中心に
     2.施注筋・投与量を工夫した治療
     3.上肢近位部へのボツリヌス治療とリハビリテーションの実際  4.随意性のある手指に対して施注筋・投与量を工夫した治療  

    II.下肢の治療
     1.標準的投与量によるボツリヌス治療
     2.足関節底屈筋群の投与方法の工夫
     3.下肢近位筋への投与について
     4.装具なしで歩行している患者への投与の工夫 
      
    III.上下肢同時治療の工夫
     1.上下肢複数筋の治療の工夫・考え方(1)
     2.上下肢複数筋の治療の工夫・考え方(2)
     3.上下肢複数筋の治療の工夫・考え方(3)
      
    IV.装具の併用
     1.上肢の治療
     2.下肢の治療 
     3.痙縮改善のためのボツリヌス治療と装具併用療法の実例
      
    V.リハビリテーション
     1.施注後のリハビリテーションの注意点・工夫について
     2.施注後のリハビリテーションの注意点・工夫について(下肢) 
     3.治療を成功させるために―施注後における私の取り組み
      
    VI.在宅患者の治療
     1.在宅における治療の実際と地域連携
     2.在宅における治療の実際と工夫(1)
     3.在宅における治療の実際と工夫(2)

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