てんかんの手術の正しい理解

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2013-10-20
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784525241711
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

2,420 円(税込)

商品紹介

一生薬を飲み続けなければならないといったイメージすらあるてんかんだが,正しく適応を選べばてんかんの外科手術は非常に有効である.本書は,外科治療への不安がある医師そして患者本人や家族へ向けて,その適応や効果,合併症の危険など,てんかんの外科治療を正しく活用してもらうための情報をわかりやすく提供した一冊となっている.

目次

  • てんかんの手術の正しい理解

    ―目次―

    序章 日本のてんかん外科の現状
     1.手術症例の数
     2.包括医療の必要性

    第1章 てんかん外科の歩み
     1.てんかん学の夜明け
     2.脳波の発見
     3.CTの出現
     4.日本の場合

    第2章 てんかんとは何か
     1.てんかん原性の形成
     2.てんかんの定義
     3.てんかんの分類

    第3章 てんかんの発作症状
     1.てんかん発作の分類
     2.大脳の機能局在
     3.手術と関連した主な発作症状

    第4章 てんかんの手術とはどういうものか
     1.切除外科
     2.緩和外科

    第5章 手術の対象になるてんかん
     1.内側側頭葉てんかん症候群
     2.限局性の病変による部分てんかん
     3.一側半球の広範な病変による部分てんかん
     4.器質病変を認めない部分てんかん
     5.一部の症候性全般てんかん

    第6章 手術適応の考え方
     1.てんかんであることの弊害
     2.薬物治療の限界
     3.手術対象のグループ分け
     4.手術のリスクとベネフィット
     5.個別的な評価
     6.包括的な医療施設との連携

    第7章 検査と手術の進め方
     1.ステップ1
     2.頭蓋内脳波
     3.基本的な外科戦略
     4.小児の手術の特殊性

    第8章 手術して心配なことは何か
     1.頭蓋内脳波の合併症
     2.手術の合併症
     3.手術に伴う機能障害

    第9章 手術で発作やQOLはどの程度よくなるか
     1.術後発作の評価
     2.長期の発作予後
     3.QOLの改善

    第10章 術後ケアの重要性
     1.定期的な経過観察
     2.再手術の可能性
     3.心理・社会的側面
     4.術後の薬物治療

最近チェックした商品履歴

Loading...