目次
- 最新エビデンスに基づく「ここが変わった」看護ケア
―目次―
Part[1] 褥瘡・創傷ケア
1 褥瘡予防ケアには、適切な体圧分散寝具の使用が効果的である
2 褥瘡を予防する目的で行う骨突出部へのマッサージは禁忌
3 褥瘡予防では「頭側挙上は30度まで」。でも、呼吸困難などで
「30度以上の頭側挙上」をしたい場合はどうする?
ほか全14項目
Part[2] 感染管理( 手術部位感染防止ケア)
1 手術時手洗いは、ラビング法で洗浄消毒剤を用いた方法と
同等の効果が得られる
2 剃毛はしないで、手術直前にクリッパーで除毛を行う
3 予防的抗菌薬の投与は原則を理解して麻酔導入前後に行う
ほか全12項目
Part[3] 緩和ケア・がん化学療法・がん疼痛管理
1 体表にある悪性腫瘍の悪臭に対しては、
メトロニダゾールを使用する
2 リンパ節郭清を受けた患側上肢では採血や点滴を
避けたほうがいい
3 上肢・下肢の浮腫(リンパ浮腫)で極端な“四肢挙上"にしない
ほか全10項目
Part[4] クリテイカルケア
1 呼吸がない患者をみたら、まず胸骨圧迫を行う。
人工呼吸が最初ではない
2 人工呼吸患者の気管吸引は、開放式吸引ではなく
閉鎖式吸引が主流になった
3 気管吸引は、時間を決めて定期的には行わない
ほか全15項目
Part[5] 摂食・嚥下ケア
1 誤嚥を予防するための姿勢は、座位ではなく
体幹角度30度+頚部前屈である
2 嚥下しやすい食形態として、きざみ食は適切ではない
3 経腸栄養剤の半固形化栄養法は合併症予防に有効。
でも実施が難しい…どうする?
4 口腔ケアは有効。でも、用品の選択・使用方法がわからない…
どうする?
Part[6] 糖尿病看護
1 血糖コントロールは責任インスリンを意識する
2 “インスリン分泌能検査”の結果を確認しながら、
糖尿病ケアを進める
3 “BOT療法”により、生活に合わせてインスリン注射時間を
選択できる
ほか全8項目