日本看護協会では、2006年より「働き続けられる職場づくり」を実現するために、労働環境の改善に向けたさまざまな事業を展開してきました。『平成25年版 看護白書』では、日本看護協会の取り組み「看護職のWLB推進ワークショップ事業」「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」等と、厚生労働省の「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」および「医療分野の『雇用の質』向上プロジェクトチーム」の取り組みを解説し、看護労働をめぐる課題と現場の改善事例をまとめました。現場の看護管理者が、看護労働政策を踏まえてスタッフの労働環境・労働条件を実際に変えていくための、貴重なヒントとなる論考や資料が収載されています。