医薬品産業の過去・現在・未来 ― 故きを温ねて新しきを知る
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目次
- 医薬品産業の過去・現在・未来 ― 故きを温ねて新しきを知る
―目次―
1.はじめに
1-1 世界中で病気に苦しむ患者が増え続ける現状
1-2 製薬企業のビジネス展望に必要な手法とは
2.製薬企業を取り巻くさまざまな要因
2-1 国民医療費と医薬品ビジネス
2-2 世界的な薬価抑制のうねり
2-3 英国国立医療保険研究所(NICE)
2-4 究極の薬価抑制:コンパルソリー・ライセンス(強制免許)
2-5 薬価差を利用したパラレルインポート(並行輸入)
2-6 コンパラティブ・エフェクティブネス(比較効果研究)
3.メガファーマの生き残りをかけた戦い
3-1 世界市場の寡占化
3-2 M&Aに突き進まなければならなかった理由
3-3 ファイザーのM&Aケース
3-4 グラクソ・スミスクライン(GSK)のM&Aケース
3-5 M&Aと研究開発効率
3-6 エンドレスに続くリストラ
3-7 ジェネリック薬メーカーの生き残りをかけたM&A
4.世界規模の環境変化に製薬企業はどう対応するのか
4-1 オーファンドラッグ(稀少病医薬品)へのシフト
4-2 オーファンドラッグの国民医療保険への影響
4-3 世界で最も高価な医薬品:命の値段を考える
4-4 品位(integrity):違法行為を続けるメガファーマ
4-5 事業の多様化(diversity)
4-6 “life saving drug”と“life style drug”
5.ビジネスチャンスは創りだすもの
5-1 「コンパニオン診断」に殺到する製薬産業
5-2 「コンパニオン診断」と「病気の細分化」
5-3 ノバルティスの巧みな戦略
5-4 病気の攻め方の多様性と競合関係
5-5 ノバルティスは革新的な研究開発を進めたのか
6.ライセンス活動から見たメガファーマが求めるもの
6-1 モノクロナール抗体医薬
6-2 ワクチン
6-3 がんの早期発見と5年生存率について
7.一世を風靡したバイオベンチャーの栄枯盛衰
7-1 バイオベンチャーをビジネスモデルから眺める
7-2 いくつかのバイオベンチャーのケーススタディ
8.最後に:故きを温ねて新しきを知る
補章 本著で登場するメガファーマの誕生の歴史
1 近代的医薬品産業の芽生え
2 染料から始まった細胞・組織染色技術,そして合成医薬品へ
3 本著で登場するメガファーマの1980年代までの歴史
(世界ランク)