生物の大きさはどのようにして決まるのか

出版社: 化学同人
著者:
発行日: 2013-11-30
分野: 基礎医学  >  基礎医学一般
ISBN: 9784759813562
書籍・雑誌
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商品紹介

生物の大きさは,種ごとに,ある程度決まっています.これは考えてみれば不思議です.たとえばヒトでは,2メートルを超える身長の人がいる一方で,1メートルくらいの人がいますが,ヒトとシロナガスクジラの違いほど差が出ることはありません.なぜなら大きさを調節する仕組みが生物にはあるからです.この,生物の大きさがどのように決まっているかを,遺伝子,DNAのレベルから理解する研究が進み,少しずつその仕組みがわかってきました.本書は,その研究の最新の成果を紹介していきます.

目次

  • 生物の大きさはどのようにして決まるのか

    ―目次―

    第1章 生物の体の大きさはこんなにも違う
    一 変化に富む生物の大きさ 
     二 動物の大きさといろいろな性質 
     三 植物の大きさとその性質

    第2章 動物、植物に共通な大きさ決定の仕組み
         ―細胞の数と大きさはどのように決まるか?
    一 体の大きさを決める細胞
    二 細胞の分裂と成長の調節
    三 遺伝子とその働き

    第3章 動物の大きさはこのようにして決まる
    一 成長が早い動物(恐竜ティラノサウルスは成長が早かった
    二 動物の大型化・小型化
    三 大きさを調節する仕組み
    四 謎に包まれた体の大きさ決定の要因

    第4章 肥満になるのはなぜか―栄養や環境と動物の大きさ
    一 環境と動物の大きさの関係
    二 なぜ肥満になるのか
    三 肥満と遺伝子

    第5章 植物の大きさはこのようにして決まる
     一 動物とは大きく異なる植物の構造 
     二 植物はどのように成長するのか
     三 巨大カボチャの秘密 
     四 植物の大きさを調節する仕組み 

    第6章 大きさを自由に変える―大きさの研究の応用
     一 農作物、ペット、家畜などの大型化と小型化 
     二 新しい有用な生物を作り出す方法

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