新自由主義と非福祉国家への道

出版社: あけび書房
著者:
発行日: 2000-05-31
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 487154026X
書籍・雑誌
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商品紹介

根本を学ぶ絶好のテキスト!社会福祉事業法「改正」=社会福祉法制定で日本の福祉はどうなる!?「弱肉強食の福祉」「福祉のビジネス化」……それらの道をつきすすむ21世紀ニッポン。

目次

  • 新自由主義と非福祉国家への道

    ―目次―


    第1章 社会福祉をどうとらえるか
         −より人間的な社会福祉であるために
     1 第二次世界大戦後の社会福祉の到達点
     2 社会福祉のいまを考える視点
     3 社会福祉はどうあるべきか

    第2章 新自由主義の福祉政策とはなにか
         −福祉“ビッグバン”のゆくえと国民の社会福祉権
     はじめに−新自由主義をめぐる世界的潮流とわが国の動向
     1 新自由主義の人間観・福祉観
     2 新自由主義の具体的な政策展開−アメリカの場合
     3 社会福祉基礎構造改革にみる新自由主義的政策
     まとめにかえて−新自由主義の具体的展開とこの国の福祉のゆくえ

    第3章 介護保険と福祉のビジネス化
         −福祉の契約化・商品化はなにをもたらすか
     はじめに−福祉のビジネス化は高齢者福祉をどう変えるか
     1 介護保険制度と高齢者福祉政策の展開
     2 介護保険法における直接契約制度の問題点
     3 基礎構造改革の第一段階としての八法「改正」
     4 新自由主義の社会福祉像−この国の福祉のゆくえ

    第4章 「社会福祉法」は何をどう変えるのか
         −社会福祉事業法等「改正」の基本的なねらい
     1 法改正のねらい
     2 社会福祉事業法から社会福祉法へ
     3 障害者福祉サービスの利用制度化と支援費支給システム
     4 社会福祉における「基礎構造」とはなにか
     5 措置制度と契約制度の基本的なちがい
     6 契約制度化にともなう問題点
     7 もうひとつの隠された落とし穴
     8 社会福祉法の基本構造の問題点
     9 社会福祉法成立後の課題を考える
     10 市場原理は真の社会連帯を阻害する
     11 いのちとくらしを守る国・自治体の責任は

    第5章 新自由主義と社会福祉実践のゆくえ
         −福祉の市場化は現場実践にいかなる影響を与えるか
     はじめに−基礎構造改革は福祉実践をどこに導くか
     1 福祉の市場化とはなにか
     2 社会福祉実践の二面性
     3 社会福祉分野にみる市場化による福祉実践の変容
     4 社会福祉実践の変革のために
     まとめにかえて−誰のために、何をするかを問い続ける実践を



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