ホームヘルプの公的責任を考える

出版社: あけび書房
著者:
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 4871540065
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3,300 円(税込)

商品紹介

民間委託などによるホームヘルプの変質を追及する!本書は、ホームヘルプサービスの民間委託が進むなかで、その公的責任の今日的あり方を、住民の生活実態、政策の方向、地域の取り組み・運動および労働を検討することを通して、提起しようとするものである

目次

  • ホームヘルプの公的責任を考える

    ―目次―

    第1章 ホームへルパー派遣事業の歴史
      1.上田市「家庭養護婦派遣事業」発足
      2.大阪市「臨時家政婦派遣制度」
      3.老人家庭奉仕事業国庫助成から老人福祉法制定
      4.寝たきり老人、身体障害者などへの
        家庭奉仕員派遣事業の拡大
      5.老人関係在宅福祉がスタート、地方から国制度へ
      6.家庭奉仕員派遣対象制限の撤廃と
        ホームヘルプサービスの有料化
      7.24時間ヘルプ(巡回型)事業へ
      8.市町村の責任から介護保険給付へ
          介護保険制度の開始
          介護保険制度の問題点

    第2章 ホームヘルパーの身分
      1.ホームヘルパーの勤務実態の一例
      2.ホームヘルパー派遣事業に対する国・県補助金
      3.常勤職員から時間給職員へ
          常勤職員の激減
          時間給による民間会社の利益
      4.ホームヘルパーの資格
          ホームヘルパー資格に必要な研修課程
          ホームヘルパー研修制度の歴史
      5.ホームヘルパー研修・移動時間などへの国の補助
          ホームヘルパー研修への国の補助実態
          移動時間などへの賃金保障を
          介護労働者と国民を対立させる仕組み

    第3章 ホームヘルパーさんの常備薬「福祉の心」
      1.ホームヘルパーの「自立」支援とは
          真に必要とされる支援が大切
          自立支援ではなく、生活保障支援を
      2.利用者とヘルパーの「信頼関係」
          双方の信頼関係づくりのために
          あるホームヘルパーの勇気
      3.利用者の生活を守る「広い守備範囲」
          ホームヘルプ労働は人間相手のはず
          何気ない会話の中に高齢者の本音が
          真のホームヘルプ労働実現のために
      4.職場に労働組合の活動を
          ホームヘルパーの労働実態
          あるヘルパー職場での組合活動の例
      5.他の介護職から学びましょう
      6.身近な市町村行政にも関心を
      7.ホームヘルパーの場外支援

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